20日、ほっと神戸で行われるオリックスと埼玉西武の2連戦最終戦。昨日の試合は埼玉西武が多和田投手の今季初完封で試合を制し、連敗を止めた。このまま首位・埼玉西武がカード勝ち越しを決め、勢いを取り戻すか。それともオリックスが連敗を阻止するか。注目の一戦の見どころを挙げていきたい。
【今季対戦成績】
オリックス→2勝5敗、埼玉西武→5勝2敗
【オリックス】田嶋投手 6試合、4勝2敗 33.2回、30奪三振、16失点 防御率3.74
【埼玉西武】榎田投手 5試合、4勝0敗 27.2回、25奪三振、4失点 防御率1.30
連勝を狙う首位・埼玉西武は榎田投手の先発が予定されている。現在4試合に先発登板し、無傷の4勝と新天地で輝きを放つ左腕は防御率も1.30と抜群の安定感を誇っている。20日の試合でも、その安定感ある投球で試合を作り、チームの勝利に貢献したい。
打線では主砲・山川選手に注目したい。19日の試合では、5月3日以来となる13号ソロを放っており、3・4月の月間MVPの実力を見せつけた。対オリックス戦では打率.320、3本塁打と好成績を残しているだけに、20日もその打棒でチームを勝利に導けるか。
対するオリックスはルーキー・田嶋投手の先発が予定されている。前回登板13日の楽天戦では5回3失点(自責点1)と試合を作ったものの、今季2敗目を喫した。強力・埼玉西武打線を相手にどんな投球を見せられるか。
一方の打線からは吉田正選手を挙げたい。19日の試合では6回と最終回に安打を放ち、マルチ安打を記録。得点にはつながらなかったものの、好機を演出した。20日の試合では、吉田正選手ら上位打線が数多く出塁し、得点機を生み出したい。
記事提供: