札幌ドームで行われる北海道日本ハムと楽天の7回戦。昨夜の試合は楽天が6投手の継投で北海道日本ハムを抑え込み3対0で勝利した。本拠地での連敗は避けたい北海道日本ハムは有原投手が先発。内容は良くないものの、3連勝中とチームに貢献している有原投手は今日もチームを勝利に導けるか。対する楽天の先発は則本投手。前回登板のオリックス戦では9回107球、被安打1で今季初完封を飾った。今日も高い奪三振率を武器にエースの投球を披露したい。
試合が動いたのは2回表、1死から6番・ウィーラー選手が四球で出塁すると、続く内田選手が逆方向へ3号2ラン。好調・内田選手の一発で楽天が2点を先制する。
援護をもらった楽天・則本投手は5回まで無失点に抑える投球。対する北海道日本ハム・有原投手も2回表に浴びた本塁打による2失点のみに抑える粘りの投球。静かに展開されている試合は2対0と楽天リードのまま後半へ突入する。
再び試合を動かしたのは楽天だった。7回表、先頭の嶋選手が安打、1死から岡島選手も安打を放って1死1,3塁の好機を作ると、3番・今江選手の内野ゴロが敵失を誘い1点を追加。続くペゲーロ選手が四球を選び、2死1,2塁から途中出場のオコエ選手が2点適時三塁打。この回一挙3得点を奪い有原投手をノックアウト、5対0と楽天が終盤に大きく突き放す。
球数100球を超えていた則本投手だったが8回裏もマウンドに上がると、3者連続三振を奪う圧巻の投球を披露。9回裏は松井投手がマウンドに上がり、そのまま試合終了。北海道日本ハムと楽天のカード2戦目は5対0で楽天が勝利した。
楽天は内田選手が3号2ラン、オコエ選手が2点適時三塁打と若手が活躍。先発・則本投手もさすがの投球で8回127球、無失点と北海道日本ハムを翻弄し4勝目を挙げた。敗れた北海道日本ハムは先発した有原投手が7回途中5失点と崩れ、打線も2試合連続の完封負けを喫しカード負け越しとなった。
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