福岡ソフトバンク戦初勝利をもたらす一打「打ち続けなきゃいけない立場」
千葉ロッテ不動の3番打者、中村がチームに今季福岡ソフトバンク戦初勝利をもたらした。18日ZOZOマリンの福岡ソフトバンク5回戦、2-2の5回に東浜の137キロの内角球を三塁線に引っ張って、右前打のルーキー藤岡裕を返す決勝の二塁打を放った。
18試合続いていた連続試合安打が15日の富山でのオリックス戦で止まった。17日のオリックス戦でも4打数無安打に終わり「どこか気になって、力が入るところがあった」と、2-2の2回2死満塁の絶好機では東浜の147キロの真ん中ストレートに空振り三振を喫した。
しかし、ケガから復帰し、4番に座る角中からもベンチでアドバイスをもらい「自分の中で、どう力を抜けるか」と自然体で打席に入った結果が、決勝適時打につながった。
角中の復帰で、井上は5番に下がり、17日のオリックス戦で鈴木大地はで9番。荻野貴は今季初めてスタメン1番を外れた。開幕から打順が変わらずフル出場しているのは中村だけだ。千葉ロッテ打線の鍵を握る存在になっている。
7回にも中前打を放ち、3割を切りそうだった打率も.310として、3番に固定する指揮官の思いに応えた。「打ち続けなきゃいけない立場。一打席、一打席です」と気持ちを新たにした。
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