千葉ロッテ、今季5戦目でホークスに初勝利 井口監督「何とか初戦を、と」

Full-Count 細野能功

2018.5.19(土) 11:42

千葉ロッテマリーンズ・井口資仁監督(C)Full-Count
千葉ロッテマリーンズ・井口資仁監督(C)Full-Count

9回は前日3失点の内をマウンドへ「内しかいないと本人にも伝えている」  

ソフトバンクに4連敗中だった千葉ロッテが、ようやく一矢を報いた。18日のZOZOマリンの福岡ソフトバンク5回戦で、涌井、大谷、内のリレーで1点差を守り切り、3-2で勝った。

初回、2死から涌井が柳田、デスパイネ、松田の3連打で先制を許したが、その裏に清田の右前適時打に敵失もからんで逆転。2回に涌井が一塁牽制悪送球から中村晃に左中間同点二塁打を浴びるも、5回に3番・中村が東浜から三塁線に決勝の二塁打を放った。

「バントの失敗もあったが、(東浜は)今シーズン調子よくないピッチャー。ここで落とすわけにはいかない。何とか初戦を、という思いはあった。明日(19日)も勝って勝ち越すこと」と井口監督。昨年は開幕カードを含めて7勝18敗。ソフトバンク戦の負けが借金に直結した。そのソフトバンク戦で、荻野貴、藤岡裕、中村の1番から3番までがマルチ安打。4月勝率5割の原動力になったキーパーソンに明るい材料が見え始めた。

5月に入って、前日まで3勝9敗と急失速。17日のオリックス戦では抑えの内が9回に3失点で暗雲を漂わせた。それでも、「(抑えは)内しかいないと本人にも伝えている」(井口監督)とこの日も9回は信頼して内をマウンドに送り、1死二塁から代打グラシアルをタテのスライダーで空振り三振。中村晃は申告敬遠で今宮と勝負して右飛に打ち取り、内も信頼に応えた。

記事提供:Full-Count

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