指揮官の頭には1番・大谷、2番・トラウトのプランも
エンゼルスの大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、本拠地でのアストロズ戦に「2番・DH」で先発出場し、5回2死一塁での第3打席で右前安打を放った。主砲のマイク・トラウト外野手が1番に回り、メジャーではチーム“最強"の打者が座ることが主流となっている2番に大谷が入った。
トラウトとの“最強コンビ"が誕生したことで、試合前から大きな注目を集めたこのオーダー。球団公式サイトによれば、エンゼルスで同一シーズンで先発登板を果たし、かつ打者として1番ないし2番でスタメン出場したのは、1964年のウィリー・スミス以来の偉業だという。
大谷の2番起用を決断したマイク・ソーシア監督は「彼の才能は本物だ…。間違いないく、彼はマウンド上そして打席で素晴らしいことを成し遂げている。我々はこれが続くことを願っている」と語っており、また「くず籠には大量の紙が入っている」とし、1番オオタニ、2番トラウトのオーダーも頭にあったことも示唆している。
17日の同戦でも打者としての出場が見込まれている大谷。投手としての次回登板は20日(日本時間21日)の予定で、ソーシア監督は「我々はショウヘイの評価を続けていく。(彼が日曜日に投げられると)期待している。彼のルーティンを知っているだろう。彼は打ち、数回ブルペンで投げ、そして日曜日前に“フルゴリラ"でブルペン投球する。アイデアが浮かぶかもしれないが、今は(日曜日に)登板する予定だ」と語っている。
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