11月7日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと東北楽天の「パーソル CS パ」ファーストステージ第2回戦は、4対4で引き分け。千葉ロッテが1勝1分でファイナルステージ進出を決めた。
千葉ロッテは2回表、2点の先制を許したが、直後の2回裏にエチェバリア選手と山口航輝選手の連打で無死1、3塁と好機を演出すると、岡大海選手の併殺打の間に1点を返す。4回裏には、1死1塁から山口選手に適時二塁打が飛び出し、2対2と同点に追い付いた。
2戦目の先発マウンドに上がったのは小島和哉投手。初回から得点圏に走者を背負う不安定な立ち上がりとなり、2回表には炭谷銀仁朗選手、山崎剛選手に連続適時打を浴びて2点を失う。しかし、3回以降は要所を締める投球で追加点を許さず、6回まで2失点のみにとどめて味方の援護を待った。
同点で迎えた6回裏、千葉ロッテは山口選手が東北楽天の2番手・安樂智大投手のストレートを捉えた1号ソロをライトスタンドに叩き込み、勝ち越しに成功。7回表に3対4と逆転を許してしまうが、7回裏にマーティン選手が特大の1号ソロを放ち、4対4に。豪快な一発で再び試合を振り出しに戻した。
8回表を佐々木千隼投手が3者凡退に打ち取ると、最終9回表を益田直也投手が無失点に抑える。この時点で千葉ロッテの引き分け以上が確定したため、規定により4対4で試合終了。
千葉ロッテは、先発の小島投手が6.1回115球10安打6奪三振2四球4失点と乱れたが、打線がカバー。山口選手は1本塁打を含む3安打2打点の活躍、マーティン選手が特大の一発でチームを救った。一方敗れた東北楽天は、岸投手が5回86球6安打5奪三振2四球2失点。幾度かリードを握るも救援陣が手痛い一発を浴び、大阪への切符をつかむことはかなわなかった。
123456789 計
楽 020000200 4
ロ 01010110 4
楽 岸孝之-安樂智大-酒居知史-松井裕樹
ロ 小島和哉-国吉佑樹-佐々木千隼-益田直也
文・下村琴葉
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