瀧中瞭太が今季10勝目! 投打かみ合った東北楽天が勝利し「パーソル CS パ」進出を決める

パ・リーグ インサイト

2021.10.23(土) 17:30

東北楽天ゴールデンイーグルス・瀧中瞭太投手(C)パーソル パ・リーグTV
東北楽天ゴールデンイーグルス・瀧中瞭太投手(C)パーソル パ・リーグTV

 10月23日、楽天生命パーク宮城で行われた東北楽天と福岡ソフトバンクの第24回戦は、8対1で東北楽天が勝利した。

 東北楽天は2回裏、鈴木大地選手、銀次選手の四球、渡邊佳明選手の安打で2死満塁の好機をつくると、9番・炭谷銀仁朗選手が放った打球が相手の失策を招き先制に成功する。なおも満塁の場面で山崎剛選手に2点適時打が飛び出し、序盤から3点のリードを奪った。

 さらに3回裏、4番・島内宏明選手が二塁打で出塁し、1死2塁の場面から続く鈴木選手が適時二塁打を放ち1点を追加。リードを4点に広げ、相手先発の東浜巨投手をマウンドから引きずり下ろす。4回裏にも浅村栄斗選手の適時二塁打で1点を加え、5対0と福岡ソフトバンクを突き放した。

 打線から頼もしい援護を受けた先発の瀧中瞭太投手は4回まで相手打線を2安打に封じ込める好投を見せる。5回表にデスパイネ選手に本塁打を浴び1点を失うが、その後は得点圏に走者を背負いながらも無失点で切り抜け、6回5安打6奪三振1四球1失点の内容で勝ち投手の権利を持って降板した。

 なおも攻撃の手を緩めない打線は6回裏、炭谷選手の四球などで1死2、3塁の好機を得ると、浅村選手が17号3ランを放ち、スコアを8対1として7点差に広げる。

 継投策に入った東北楽天は7回表のマウンドに安樂智大投手を投入。柳町達選手の安打などで2死満塁のピンチを招くが、2番・牧原大成選手を三振に打ち取りこの回を無失点に抑える。8回表は西口直人投手が3者凡退でつなぎ、9回表は宋家豪投手が登板。危なげなく締めて8対1で試合終了。 

 勝利した東北楽天は先発の瀧中投手が6回1失点の好投で今季10勝目。打線は7安打8得点と投打がかみ合い「パーソル CS パ」進出を決めた。一方敗れた福岡ソフトバンクは先発の東浜投手が2回途中4安打1奪三振2四球4失点(自責点1)と試合をつくれず。打線は8安打を放ったもののデスパイネ選手の本塁打での1得点にとどまった。

  123456789 計
ソ 000010000 1
楽 03110300X 8

ソ ●東浜巨-大関友久-松本裕樹‐津森宥紀‐田中正義
楽 ○瀧中瞭太-安樂智大-西口直人‐宋家豪

文・鈴木竜雅

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