スポーツビジネスの領域に関心を持つ層に対し、業界の魅力や可能性を伝えるのが狙い
プロ野球、サッカー、バスケットボール、卓球など、競技の枠を超えた初めてのスポーツ業界合同中途採用イベントが、5月25日にベルサール飯田橋ファーストで開催される。当イベントは、スポーツビジネスの領域に関心を持つ層に対して、業界の魅力や可能性を伝えるのが狙いだ。
「パ・リーグ キャリアフォーラムSupported by DODA」はパシフィックリーグマーケティング株式会社(以下PLM)と、2018年度のパ・リーグオフィシャルスポンサーである総合人材サービスのパーソル グループから、パーソル キャリア株式会社の運営する転職サービス「DODA(デューダ)」が共同で開催する。
PLMは直近でも「パ・リーグ ビジネススクール」や「PACIFIC LEAGUE BUSINESS CAMP2018」など、スポーツビジネスに特化したイベントを手掛けてきた。今回はパ・リーグ6球団だけではなく、社のビジョンである「プロ野球界、スポーツ界の発展を通して、日本の社会全体を明るく元気にしていくこと。」に賛同したスポーツ関連企業が出展する。
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■出展社例
株式会社北海道日本ハムファイターズ
株式会社楽天野球団
株式会社西武ライオンズ
株式会社千葉ロッテマリーンズ
オリックス野球クラブ株式会社
福岡ソフトバンクホークス株式会社
パシフィックリーグマーケティング株式会社
株式会社北海道ボールパーク
楽天ヴィッセル神戸株式会社
株式会社川崎フロンターレ
一般社団法人Tリーグ
株式会社栃木ブレックス
プロ野球選手OBの里崎智也氏もイベントに参加
当日は全出展社が個社ブースを設置し、参加者に対して質疑応答やプレゼンテーションを行う。合間には、異業種からスポーツ業界に転職した社員のホンネに切り込む「ホンネトーク」や、パ・リーグ、Jリーグ、Bリーグの事業部で働く社員が語り合う「CROSS LEAGUE TALK」、プロ野球選手OBの里崎智也氏と「DODA」編集長を務める大浦征也氏の特別対談などが予定されている。
今回、プロジェクトリーダーを務めるPLMの園部健二氏は「パ・リーグ キャリアフォーラム」開催の背景を語る。
「今年の2月に、パ・リーグ6球団のみの採用イベント(「PACIFIC LEAGUE BUSINESS CAMP2018」)を開催しました。実際にそのイベントにご参加いただいた方から、球団内定者が複数出ており、出展した球団だけでなく、ご参加いただいた方からも、概ね好意的なご意見を多く頂戴しました。今回のイベントには、パ・リーグ6球団だけでなく競技の枠を超えた他のスポーツ企業にもご参画いただいているように、PLMは今後もプロ野球のみならず、日本のスポーツ業界を人材という分野からも盛り上げていきたいと考えております」
東京オリンピック・パラリンピックを2年後に控える日本は、スポーツビジネスのフィールドとして高いポテンシャルを秘める。スポーツ庁もスポーツ市場拡大のため市場規模を2015年の5.5兆円から2025年には15兆円にすることを目指しており、業界全体が社会に対する提供価値を上げるには、競技者だけではなく経営人材の育成も欠かせない。「DODA」公式サイトでは「パ・リーグ キャリアフォーラム」のランディングページを開設以降、参加希望者が順調に増え続けている。スポーツの成長産業化は国家プロジェクトの一つでもあるだけに、業界にとっては心強い事実だ。
アメリカではスポーツに関する仕事は“Dream job(ドリームジョブ)”と呼ばれるほどの人気を誇る。「パ・リーグ キャリアフォーラム」のイベントを足掛かりとして、将来は日本のスポーツ界を一変させたい――。そんな意気込みとアイデアを持った人材を、スポーツ界は待ち望んでいる。
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