福岡ソフトバンク対北海道日本ハムはドロー。甲斐拓也が先制2ラン、杉谷拳士は土壇場で同点打

パ・リーグ インサイト

2021.10.21(木) 21:12

福岡ソフトバンクホークス・長谷川勇也選手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・長谷川勇也選手(C)パーソル パ・リーグTV

 10月21日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと北海道日本ハムの第25回戦は、2対2で引き分けに。対戦成績13勝6敗6分で北海道日本ハムとの今季最終戦を終えた。

 福岡ソフトバンク・マルティネス投手、北海道日本ハム・伊藤大海投手の両先発で始まった試合は、手に汗握る投手戦が展開される。マルティネス投手が要所を締める投球を披露すると、伊藤投手は多彩な変化球を織り交ぜたピッチングで応戦。互いに譲らないまま、0対0で試合は終盤へ突入した。

 福岡ソフトバンクは7回裏、先頭の5番・デスパイネ選手がライトへの安打で出塁。6番・中村晃選手が犠打で1死2塁のチャンスをつくると、今季限りでの引退を表明している長谷川勇也選手が代打で登場。内野ゴロに倒れるも、場内は万雷の拍手に包まれた。続く甲斐拓也選手は、2死3塁から左翼席へ12号2ランを放ち、ついに均衡を破った。

 マルティネス投手が8回5安打2四球5奪三振無失点で降板すると、9回表は森唯斗投手がマウンドへ。安打と四球で2死1、2塁のピンチを招くと、7番・杉谷拳士選手に同点打を許す。勝ち越したい福岡ソフトバンクだったが、2対2で迎えた9回裏は、杉浦稔大投手の前に3者凡退に倒れ、試合終了。

 福岡ソフトバンクは、マルティネス投手が8回無失点の好投。打線は7回裏に甲斐選手が先制の一発を放つも、森投手が粘り切れず。本拠地最終戦を勝利で飾ることはできなかった。一方の北海道日本ハムは、伊藤投手が7回4安打1本塁打3四死球8奪三振2失点と力投。2点ビハインドの9回表には、2死1、2塁から杉谷選手に値千金の同点打が生まれ、引き分けに持ち込んだ。

  123456789 計
日 000000002 2
ソ 000000200 2

日 伊藤大海-玉井大翔-杉浦稔大
ソ マルティネス-森唯斗

文・高橋優奈

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