10月19日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと千葉ロッテの第24回戦は、6対0で福岡ソフトバンクが完封勝利。
福岡ソフトバンクの先発・千賀滉大投手は、初回こそ四球で走者を背負うも、以降は5回まで毎回3者凡退に抑える好投を披露。しかし、打線が相手先発・小島和哉投手の前に5回までわずか1安打に抑え込まれ、緊迫した投手戦が続く。
すると6回裏、ついに均衡が破れる。先頭・三森大貴選手の安打などで2死2、3塁とすると4番・柳田悠岐選手の適時打で貴重な先制点を奪取。なおも2死1、3塁の場面で、5番・デスパイネ選手に9号3ランが生まれ、リードを4点に広げる。
援護を受けた千賀投手は、7回表も無失点で抑えたが、続く8回表に今試合初安打を許すと、続く打者に四球を与え、無死1、2塁としたところでマウンドを降りた。しかしここは、後を受けた板東湧梧投手が無失点でつなぐと、8回裏に5番・デスパイネ選手の適時打で1点を追加。暴投の間にさらに1点を奪い、6点リードで迎えた最終9回表は田中正義投手が締めて試合終了。
4対0で勝利した福岡ソフトバンクは、先発・千賀投手が8回途中106球1安打7奪三振無失点で9勝目。打線も中盤まで苦しい展開が続いたが、6回裏の好機を逃さなかった。一方、敗れた千葉ロッテは、先発の小島投手が6回途中5安打4失点と崩れた。打線もわずか1安打に抑え込まれるなど、精彩を欠いた。
123456789 計
ロ 000000000 0
ソ 00000402X 6
ロ ●小島和哉-唐川侑己-東妻勇輔-小野郁
ソ ○千賀滉大-板東湧梧-田中正義
文・後藤万結子
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