10月16日、札幌ドームで行われた北海道日本ハムとオリックスの第24回戦は、1対1で引き分けに終わった。
両先発が手に汗握る投手戦を繰り広げた。北海道日本ハムの先発・バーヘイゲン投手は、初回から走者を背負う立ち上がりも、要所を締める投球で本塁を踏ませない。凡打の山を築き、スコアボードに0を並べ続ける。対するオリックス・山本投手は、3回裏に2死1、2塁と一打先制のピンチを背負うも、味方の好守もあり得点を許さず。試合は0対0のまま折り返した。
山本投手は、6回裏に西川遥輝選手、近藤健介選手の安打などで2死1、2塁とすると、R.ロドリゲス選手に適時打を浴び、先制を許してしまう。しかし、このまま終わるオリックスではなかった。8回表に2四球で2死1、2塁とすると、モヤ選手が適時打を放ち、試合を振り出しに戻す。
オリックスは9回表に福田周平選手が内野安打で出塁するも、後続が倒れて勝ち越しはかなわず。最終9回裏は平野佳寿投手が3者凡退に抑え、1対1で試合終了。
北海道日本ハムは、バーヘイゲン投手が7回98球2安打3四球4奪三振無失点の好投。援護したい打線であったが、R.ロドリゲス選手の適時打1点のみに終わり、2番手・堀瑞輝投手がリードを守りきれなかった。一方、オリックスの先発・山本投手も6回116球4安打3四死球6奪三振1失点にまとめたが白星はつかず。打線も終盤に同点に追い付いたものの、勝ち越しとはならなかった。
123456789 計
オ 000000010 1
日 000001000 1
オ 山本由伸-山田修義-ヒギンス-平野佳寿
日 バーヘイゲン-堀瑞輝-杉浦稔大
文・下村琴葉
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