10月10日、札幌ドームで行われた北海道日本ハムと千葉ロッテの第21回戦は、4対4で引き分けに終わった。
北海道日本ハムの先発は、加藤貴之投手。2回表に山口航輝選手に8号ソロを浴びて先制を許すも、以降は3イニング連続で3者凡退に抑える力投を披露。6回表に連打を許して1死1、2塁のピンチを背負うも、後続を凡打に打ち取り追加点を許さない。
安定した投球を見せる加藤投手を援護したい北海道日本ハム打線は、5回裏に1死2、3塁から淺間大基選手の犠飛で同点に追いつく。6回裏には、近藤健介選手と高濱祐仁選手の連打で1死1、3塁とすると、王柏融選手の内野ゴロの間に1点を挙げ、勝ち越しに成功する。
7回表に藤岡裕大選手の適時二塁打で2対2と同点に追いつかれるも、直後の7回裏にまたも北海道日本ハム打線が反撃。中島卓選手と清水優心選手の安打などで1死2、3塁とすると、西川遥輝選手が適時打を放ち、勝ち越しに成功する。さらに2死満塁から高濱選手にも適時打が飛び出し、4対2とリードを広げた。
2点リードで迎えた8回表を堀瑞輝投手がピンチを迎えながらも無失点で抑えるが、最終回の杉浦稔大投手が岡大海選手に同点弾となる4号2ランを浴び、4対4と土壇場で試合が振り出しに戻る。9回裏にに走者を出すも後続が倒れて、4対4で試合終了。
北海道日本ハムは、先発・加藤投手が勝ち星はつかずも6回75球1失点の好投を披露。打線も11安打を放ったが、クローザーの杉浦投手が同点弾を浴びて3連勝とはならなかった。一方、千葉ロッテは先発の美馬学投手が6回106球2失点。リリーフの国吉佑樹投手が崩れるも、岡選手が同点弾でチームの窮地を救った。
123456789 計
ロ 010000102 4
日 000011200 4
ロ 美馬学-国吉佑樹-唐川侑己-益田直也
日 加藤貴之-B.ロドリゲス-堀瑞輝-杉浦稔大
文・下村琴葉
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