10月9日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクとオリックスの第24回戦は、6対2でオリックスが勝利した。
オリックスの先発は自身13連勝中の山本由伸投手。初回をわずか7球で3者凡退に打ち取ると、以降も安定した投球を披露する。すると打線は4回表、先頭の4番・杉本裕太郎投手が二塁打で出塁。続く5番・モヤ選手が相手先発・笠谷俊介投手の変化球を完璧に捉え、スタンド中段に飛び込む12号2ランで先制に成功した。
山本投手は5回裏に1点を失うも、6回表には2死1、3塁からスタートを切った1塁走者・安達了一選手が挟まれる間に、3塁走者・モヤ選手が本塁に生還し1点を追加。2点差で迎えた7回裏には1死1、3塁から内野ゴロの間に1失点を喫したが、後続を打ち取りリードは譲らなかった。
打線は8回表、モヤ選手が本日2本目となる13号ソロを放ち、再び点差を広げる。さらに2死1塁から若月健矢選手がセンターへの大飛球を放つと、打球を追った中堅手がフェンスに激突。中継プレーが遅れる間に若月選手も本塁へ生還し、記録はランニング2ランホームランとなって6対2とした。
山本投手は8回裏も続投。得点圏に走者を許すも無失点に抑え、8回6安打11奪三振2失点でマウンドを降りた。4点リードで迎えた9回裏はヒギンス投手が締め、6対2で試合終了。
勝利したオリックスは、先発の山本投手が1973年米田投手以来となる球団記録の自身14連勝で今季17勝目。打線はモヤ選手が2本塁打を放ち、来日最多となる13号に到達した。敗れた福岡ソフトバンクは、先発の笠谷投手が4回2失点の内容。打線の反撃後に失点と流れをつかめず、8連敗となった。
123456789 計
オ 000201030 6
ソ 000010100 2
オ ○山本由伸-ヒギンス
ソ ●笠谷俊介-板東湧梧-津森宥紀-甲斐野央-大関友久
文・丹羽海凪
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