10月9日、札幌ドームで行われた北海道日本ハムと千葉ロッテの第20回戦は、4対2で北海道日本ハムが勝利し、カード勝ち越しを決めた。
北海道日本ハムは初回、松本剛選手が二塁打で出塁すると近藤健介選手、高濱祐仁選手に連続適時打が飛び出し、幸先よく2点を先制する。
4回表に藤岡裕大選手の適時打を浴びて同点とされるも、直後の4回裏には万波中正選手の内野安打などで好機を演出すると、谷内亮太選手の適時打で3対2と勝ち越しに成功。さらに6回裏には、宇佐見真吾選手に1号ソロが飛び出し、リードを2点に広げる。
北海道日本ハムの先発・バーヘイゲン投手は、初回から無死1、3塁のピンチを迎えるも後続を打ち取り、先制を許さない。4回表に2失点を喫するも、以降も力のある投球で千葉ロッテ打線を封じ、6回表を投げ終えたところで降板。6回87球5安打2四球9奪三振2失点と試合を作り、マウンドを後に託す。
7回表を堀瑞輝投手が得点圏に走者を進めながらも無失点で抑え、8回表をB.ロドリゲス投手が3者凡退でつなぐと、最終9回表は杉浦稔大投手が締めて4対2で試合終了。
勝利した北海道日本ハムは、先発・バーヘイゲン投手が先発としての役割を果たして今季5勝目を飾った。打線では宇佐見真吾選手は今季1号ソロを含むマルチ安打を放ち勝利に貢献。一方、敗戦した千葉ロッテは、先発・本前郁也投手が3.1回60球5安打3四死球4失点と粘りきれず。打線も再三の好機を生かせず、チームは3連敗を喫した。
123456789 計
ロ 000200000 2
日 20010100X 4
ロ ●本前郁也-小野郁-ハーマン-唐川侑己-東妻勇輔
日 ○バーヘイゲン-堀瑞輝-B.ロドリゲス-S杉浦稔大
文・下村琴葉
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