首位を走る埼玉西武とゲーム差4.5で追う北海道日本ハム。リードオフマンが試合のカギを握る

パ・リーグ インサイト

2018.5.15(火) 09:31

北海道日本ハムファイターズ・西川遥輝選手(C)PLM
北海道日本ハムファイターズ・西川遥輝選手(C)PLM

5月15日、18時から東京ドームで行われる3位・北海道日本ハムと首位・埼玉西武のカード初戦。北海道日本ハムは2位・福岡ソフトバンクとの3連戦で勝ち越し、0ゲーム差に詰め寄っている。対する埼玉西武は13日の千葉ロッテ戦に勝利し、連敗を4で止めた。

埼玉西武にゲーム差4.5と迫ってきている北海道日本ハムが勝利して首位に近づくか、はたまた埼玉西武が迎撃してさらに突き放すか。15日の試合の見どころを挙げていく。

【今季対戦成績】
北海道日本ハム→1勝4敗、埼玉西武→4勝1敗

【北海道日本ハム】マルティネス投手 6試合、3勝3敗 42回、23奪三振、18失点 防御率3.43
【埼玉西武】カスティーヨ投手 6試合、2勝1敗 33.1回、24奪三振、15失点 防御率4.05

予告先発は北海道日本ハムがマルティネス投手、埼玉西武がカスティーヨ投手だ。開幕から素晴らしい投球を披露し続けていたマルティネス投手は、前回登板で4回途中8失点とまさかの大乱調。今回は本来の姿を見せられるか。一方のカスティーヨ投手は前回登板で7回途中無失点の好投を披露。このまま状態を維持して安定感のある投球を披露したい。

埼玉西武は1番の秋山選手が13日の試合で猛打賞の活躍、打率を.371まで上げてきた。3試合連続で初打席に安打を放つなど、役割を果たしているリードオフマンに期待が集まる。また木村選手も、13日の試合で2安打2打点の大活躍、打率も.324と高い数字をマークしている。またも結果を残し、競争が激しい外野の定位置を獲得できるか。

一方、13日に福岡ソフトバンク・武田投手の前に完封負けを喫した北海道日本ハム。打線復調のカギを握るのは、こちらもリードオフマンの西川選手だ。13日の試合では、1安打1四球と気を吐いた。今季ここまで打率こそ2割台前半と振るわない西川選手だが、出塁率はリーグ上位、盗塁数はリーグトップと確かな存在感を見せ付けている。切り込み隊長の一撃から首位・埼玉西武を飲み込むことができるか、注目である。

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