島内宏明が勝ち越しとなる18号2ラン! 東北楽天が福岡ソフトバンクとの接戦を制する

パ・リーグ インサイト

2021.9.19(日) 16:18

東北楽天ゴールデンイーグルス・島内宏明選手(C)パーソル パ・リーグTV
東北楽天ゴールデンイーグルス・島内宏明選手(C)パーソル パ・リーグTV

 9月19日、楽天生命パーク宮城で行われた東北楽天と福岡ソフトバンクの第18回戦は、4対2で東北楽天が勝利した。

 東北楽天の先発・岸孝之投手は、初回を3者凡退に抑えると、2回表には無死1、2塁のピンチを迎えるも、後続を断ち、無失点で切り抜ける。すると打線は2回裏、安打や四死球などで1死満塁のチャンスを作ると、押し出し死球で先制に成功。

 3回表に今宮健太選手の適時打で同点とされるも、5回裏、先頭の炭谷銀仁朗選手の3号ソロで、再びリードを奪う。しかし6回表、2死1、3塁から代打・松田宣浩選手の適時二塁打で再び同点とされ、岸孝之投手はここで降板。なおも2死満塁とピンチが続いたが、代わった安樂智大投手が抑え、勝ち越しは許さず。

 同点のまま迎えた7回裏、山崎剛選手の安打などで2死3塁とすると、島内宏明選手が18号2ランを放ち、勝ち越しに成功する。続く8回表は、宋家豪投手が無失点でつなぐと、最終9回表は、酒居知史投手が3者凡退で締めて試合終了。

 勝利した東北楽天は、好救援を見せた西口直人投手が今季4勝目。打線は、勝ち越し本塁打を放った島内選手が、リーグトップとなる85打点目を挙げる活躍を見せた。一方敗れた福岡ソフトバンクは、石川柊太投手が5回3安打4四死球2失点の内容。打線は9安打2得点と援護できず、接戦をものにできなかった。

  123456789 計
ソ 001001000 2
楽 01001020X 4

ソ 石川柊太-甲斐野央-●岩嵜翔-古谷優人
楽 岸孝之-安樂智大-○西口直人-宋家豪-S酒居知史

文・成田理亮

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