9月15日、楽天生命パークで行われた東北楽天とオリックスの第18回戦は、7対0で東北楽天が勝利。連勝でカード勝ち越しを決め、2位・オリックスとのゲーム差を「1」とした。
東北楽天の先発・瀧中瞭太投手は、初回に2死1、3塁、2回表にも無死1、2塁のピンチを招くも、無失点で切り抜けると、徐々に調子を上げ5回表まで無失点に。一方の打線はオリックスの先発・山崎颯一郎投手の前に得点を奪えず、4回まで両軍無得点で進む。
試合が動いたのは5回裏。東北楽天は四球を足がかりに2死2塁のチャンスを作ると、1番・山崎剛選手の適時打で先制点を挙げる。さらに2死1、3塁とすると、3番・浅村栄斗選手、4番・島内宏明選手、5番・岡島豪郎選手に3者連続適時打が飛び出し、この回一挙5得点。ゲームの主導権を握った。
5点の援護をもらった瀧中投手は、6回表、7回表をともに3者凡退で抑える完璧なピッチングを披露。7回95球4安打2四死球5奪三振無失点の内容でマウンドを降りた。すると打線は7回裏、内野安打で出塁した山崎剛選手を2塁に置いて浅村選手が3試合連続となる13号2ランを放ち、リードを7点に広げる。
8回表は宋家豪投手が先頭を出しながらも無失点で抑えると、9回表は森原康平投手がマウンドへ。2死から太田椋選手に安打を許し、最後は紅林弘太郎選手に16球粘られながらも、17球目で中飛に打ち取って試合終了となった。
勝利した東北楽天は、3番・浅村選手が2安打3打点の活躍を見せるなど打線が大量7得点。先発の瀧中投手は7回無失点の好投で7勝目を挙げた。一方敗れたオリックスは投手陣が粘りきれず、打線も6安打無得点に終わり、4連敗となった。
123456789 計
オ 000000000 0
楽 00005020X 7
オ ●山崎颯一郎-山田修義-スパークマン-K-鈴木
楽 ○瀧中瞭太-宋家豪-森原康平
文・波多野瞭平
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