9月3日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと北海道日本ハムの第13回戦は、7対5で千葉ロッテが勝利した。
千葉ロッテの先発・小島和哉投手は初回、1死満塁から高濱祐仁選手と淺間大基選手の連続適時打で2点を先制されると、続く大田泰示選手の内野ゴロの間にも1点を失い、序盤から3点のリードを許す。しかし、打線は2回裏にレアード選手の安打などで1死1、3塁の好機をつくると、安田尚憲選手が適時二塁打を放ち1点を返す。さらに1死2、3塁から藤岡裕大選手の犠飛で2対3と1点差まで詰め寄った。
小島投手は4回表に佐藤龍世選手の適時打で1点を失うも、その直後にマーティン選手が24号ソロをライトスタンドにたたき込み、3対4。さらにレアード選手と安田選手の安打などで2死満塁とすると、荻野貴司選手が押し出しの四球をもぎ取り、同点に追いつく。
4対4で迎えた5回表、先発の小島投手が連打で1死1、2塁のピンチをつくって降板すると、2番手の東妻勇輔投手が中島卓也選手に適時打を浴び、4対5と勝ち越しを許す。しかし千葉ロッテは8回裏、1死2塁の場面で佐藤都志也選手の打球が敵失策を誘い同点に追いつくと、1死1、2塁から藤岡選手が適時打を放ち、勝ち越しに成功。さらに角中勝也選手の犠飛で1点を追加し、7対5と終盤に2点のリードを得る。最終回は益田直也投手が3者凡退に抑えて7対5で試合終了。
勝利した千葉ロッテは、8回表に登板した佐々木千隼投手がチームトップタイの8勝目をマーク。打線では、レアード選手が猛打賞、安田選手が3試合連続タイムリーを記録しており、好調ぶりを見せつけた。一方、敗れた北海道日本ハムは先発の池田隆英投手が3.2回73球5安打3四死球2奪三振4失点と粘れず。守備の乱れもあり、リードを守ることができなかった。
123456789 計
日 300110000 5
ロ 02020003X 7
日 池田隆英-西村天裕-玉井大翔-宮西尚生-堀瑞輝-●井口和朋
ロ 小島和哉-東妻勇輔-田中靖洋-国吉佑樹-○佐々木千隼-S益田直也
文・下村琴葉
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