中8日の登板に課題をもって2度ブルペン入り
11日、福岡ソフトバンクのバンデンハークが北海道日本ハムとのカード第2戦に先発する。バンデンハークは5月2日のロッテ戦以来、中8日での登板となる。
バンデンハークはここまで5試合に登板して3勝2敗。今週は埼玉西武戦に千賀滉大、石川柊太を先発させた影響で中8日での先発登板となる。
「その分、2度ブルペンに入った。いい時間だと思って調整してきたし、自らの課題をしっかりと持って投げることができたよ」という助っ人右腕。その課題については「それが何かは、ここで話すことではない」としながらも、仕上がりに自信をもっているようだ。
報道陣がハム打線に話を向けたところ「みなさんが誰について聞きたがっているのかは分かっている」とニヤリ。続けざまに「才能がある若くて素晴らしい選手」と自ら清宮幸太郎について語り始めた。昨年のU-18ワールドカップで、清宮が主将を務めた日本代表がバンデンハークの母国・オランダと同組で戦っているとあって「プロに入る前のU-18の試合はテレビでも見たよ」と語る。
「彼がボクの球にどんな反応をするのか、そういうところも楽しみながら投げていきたい」とバンデンハーク。白星が先行しているとはいえ、ここまで本来の力を出し切っているとは言い難い。前日は延長戦で手痛い黒星を喫しているだけに、今回こそ得意とするヤフオクドームでバンデンハークらしさを発揮したい。
記事提供: