8月24日、札幌ドームで行われた北海道日本ハムと千葉ロッテの第11回戦は、3対3の引き分けに終わった。
北海道日本ハム先発のバーヘイゲン投手は初回、150km/hを超える速球を軸に千葉ロッテ打線を無失点に抑える。すると1回裏、先頭の淺間大基選手が安打で出塁、1死となったところで野村佑希選手が相手先発・岩下大輝投手の失投を逃さなかった。打球はレフトスタンドに飛び込む4号2ランとなり、北海道日本ハムが先制。
打線は2回裏、清水優心選手の内野ゴロの間にさらに1点を追加。好投するバーヘイゲン投手は4回を投げ、2安打6奪三振無失点でマウンドを降りると、以降は井口和朋投手、宮西尚生投手、堀瑞輝投手、ロドリゲス投手が1イニングずつ登板し、無失点で抑えた。
しかし9回表、守護神・杉浦稔大投手が捕まった。田村龍弘選手と荻野貴司選手に適時打を浴び、1点差に迫られると、2死1、2塁のピンチで中村奨吾選手に適時打を浴び、試合は振り出しに。後続は断って勝ち越しは許さなかったが、9回裏は3者凡退に倒れて試合終了。
北海道日本ハムは、杉浦投手がリードを守りきれず、連勝はお預けに。6人がマウンドに上がる総力戦となったが、打線も3回以降無得点と流れを引き寄せられなかった。一方の千葉ロッテは、先発の岩下投手が6回95球3失点と粘投。打線は8回まで無得点に終わっていたが、土壇場で追い付いた。
123456789 計
ロ 000000003 3
日 210000000 3
ロ 岩下大輝-中村稔弥-益田直也
日 バーヘイゲン-井口和朋-宮西尚生-堀瑞輝-ロドリゲス-杉浦稔大
文・鈴木海斗
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