8月21日、札幌ドームで行われた北海道日本ハムと楽天の第17回戦は、8対4で楽天が勝利した。

　楽天は初回、四球と連打で1死満塁のチャンスを作ると、押し出し死球、内野ゴロ、敵失策で3点先制する。4回表には炭谷銀仁朗選手の2号ソロで追加点を挙げ、5回表には島内宏明選手の犠飛、岡島豪郎選手の適時打で2点を追加。7回表には、オコエ瑠偉選手の適時打でリードを7点に広げた。

　楽天の先発は岸孝之投手。2回から4回まで毎回得点圏に走者を置くも、要所を締め得点を与えない。岸投手は、6回3安打無四死球9奪三振無失点と、素晴らしい内容でマウンドを降りた。7回裏に牧田和久投手が、R.ロドリゲス選手と郡拓也選手の適時打で2点失ったが、8回表に島内選手の14号ソロですぐさま差を広げる。最後は福井優也投手が、高濱祐仁選手の6号2ランで2点失うも、リードを守り切り試合終了。

　勝利した楽天は、打線が14安打8得点の猛攻を見せ、連敗は2でストップ。投手陣では岸投手が自身3連勝となる今季6勝目を手にした。一方敗れた北海道日本ハムは、先発の伊藤大海投手が5回10安打6点と崩れるなど投手陣が計8失点を喫し、引き分けを挟んで4連敗となった。

　 １２３４５６７８９ 計
楽 ３００１２０１１０ ８
日 ００００００２０２ ４

楽 ○岸孝之-牧田和久-宋家豪-福井優也
日 ●伊藤大海-宮西尚生-村田透-秋吉亮

文・成田理亮

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