8月19日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと埼玉西武の第17回戦は、3対3の引き分けで終了した。

　千葉ロッテの先発・鈴木昭汰投手は、3回まで4三振を奪うなど上々の立ち上がりを見せる。しかし両者無得点で迎えた4回表、四球や安打などで2死1、2塁のピンチを招くと、6番・山川穂高選手の15号3ランで0対3とリードを許し、6回89球3安打6奪三振2四死球3失点でマウンドを降りた。

　打線は初回から安打や四球で度々好機を得るもののあと1本が出ず、6回まで無得点に終わるも、7回裏に打線が奮起。8番・藤岡裕大選手と2番・藤原恭大選手の安打などで2死1、3塁とすると、3番・中村奨吾選手の適時打で1点を返す。

　さらに8回裏、代打・岡大海選手の安打や四球などで2死1、2塁とすると、暴投の間に走者がそれぞれ進塁。ここで9番・佐藤都志也選手に値千金の同点打が生まれ、終盤に3対3と試合を振り出しに戻した。迎えた9回表は、益田直也投手が3者凡退に抑え、サヨナラ勝利に望みをかけるも、9回裏は無得点に終わり、引き分けのまま試合終了。

　千葉ロッテは序盤こそ好機であと1本が出なかったものの、終盤に奮起し、得点を重ねて引き分けに持ち込んだ。一方の埼玉西武は先発・本田圭佑投手が5回5安打無失点と好投するも、リリーフが序盤の3点を守れなかった。

　 １２３４５６７８９ 計
西 ０００３０００００ ３
ロ ００００００１２０ ３

西 本田圭佑-森脇亮介-増田達至-ギャレット-平良海馬
ロ 鈴木昭汰-東妻勇輔-小野郁-益田直也

文・川邊理奈

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