第2打席で適時二塁打&第4打席に中堅左へ一発、今季5本塁打はすべて本拠地
エンゼルスの大谷翔平投手は10日(日本時間11日)、本拠地ツインズ戦に「5番・DH」でスタメン出場。第2打席で適時二塁打を放つと、第4打席で5号ソロを放った。これで今季7度目のマルチを記録した。
打者での先発出場は4日(同5日)の敵地マリナーズ戦以来、5試合ぶりとなった大谷は、大歓声で迎えられた2回の第1打席は昨季14勝を挙げたツインズ先発右腕べリオスの前に空振り三振。しかし、エンゼルスは2回にキンズラーの2ランで先制に成功。さらにアップトンのソロで3点リードとして迎えた3回の第2打席で大谷が快音を響かせる。
2死二塁の場面で1ストライク1ボールから3球目、84マイル(約136キロ)のチェンジアップを捉え右中間へタイムリーを放ち、リードを4点に広げた。大谷は快足を飛ばし、あっという間に二塁まで到達した。
4-4と同点に追いつかれ迎えた6回の第3打席は先頭で打席に向かうと、1ボール1ストライクからの3球目を打ち左飛。エンゼルスはその後、1死二、三塁からカルフーンの犠牲フライ、マルドナードの左前適時打で2点を奪い、勝ち越しに成功した。
そして、2点リードで迎えた7回の第4打席。大谷は2死走者なしの場面で3番手のサイド右腕ヒルデンバーガーと対戦。初球の91マイル(約146キロ)のシンカーを完璧に捉えた打球は中堅左に突き刺さる5号ソロとなった。
代打で出場した9日(同10日)の敵地ロッキーズ戦でもヒットを放っており、これで2試合連続安打。また、スタメン出場では3試合連続安打。これが今季16打点目となった。5本のホームランはすべて本拠地で放っている。
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