メジャー6度目の先発へ、指揮官は大谷の直球を「現役時代なら受けてみたい」
エンゼルスの大谷翔平投手が、13日(日本時間14日)の本拠地ツインズ戦で今季6度目の先発マウンドに上がることがほぼ確実となった。マイク・ソーシア監督が10日(同11日)の試合前、「明日、彼(大谷)はフルゴリラのブルペンを行うことになるね」と明言した。「フルゴリラ」は全力で行う投球練習のこと。登板2日前の力を込めたブルペン投球を経て、13日に先発マウンドに上がることになる。
また、現役時代に捕手としてナックルボーラーのトム・キャンディオッティのボールを受けていたソーシア監督は、100マイル(約161キロ)を超える大谷の直球を受けてみたいかを聞かれ「現役時代なら受けてみたいと思うだろうね。彼は本当に才能あふれる選手だからね。彼の球を受けることを楽しんでいたと思うよ。キャンディオッティのナックルよりは全然楽しめるだろうね。スプリット含め彼のあらゆる球種は(リリースしてから)動き出すのが遅いから、理想的な投球なんだ。動き出しの遅いボールは、打者に読まれにくいからね」と返答。改めて「投手・大谷」の素質を称えていた。
大谷はこの日の本拠地ツインズ戦に「5番・DH」で先発出場。打者での先発出場は4日(同5日)の敵地マリナーズ戦以来5試合ぶりとなる。11日(同12日)もブルペン投球の後に打者として試合に出場し、1日休んでから、メジャー6度目の先発登板に挑むことになりそうだ。
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