7月31日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと巨人の「2021プロ野球エキシビションマッチ」は、4対3でオリックスがサヨナラ勝ち。エキシビジョンマッチ初勝利を飾った。
オリックスは2回裏、先頭の5番・頓宮裕真選手の二塁打などで1死3塁のチャンスをつくると、7番・若月健矢選手の内野ゴロの間に1点を先制する。先発のスパークマン投手は援護を受けた直後の3回表、1死1塁から4番・岡本和真選手にセンターオーバーの二塁打を浴び、1失点。3回を投げ、3安打4四球1奪三振1失点でマウンドを降りた。
後を受けた東晃平投手は、4回表、5回表をそれぞれ3人で抑える投球を披露。ところが6回表、岡本選手に一発を浴び、勝ち越しを許すと、7回表にも先頭の7番・北村拓己選手に初球を左翼席へ運ばれ、4回3安打3奪三振2失点で降板した。
一方の打線は6回裏、2死3塁から3番・紅林弘太郎選手がレフト前へ適時打を放ち、同点に。再び1点を追う7回裏には、頓宮選手の安打や相手の失策などで2死1、3塁の好機を得るも、後続が打ち取られ無得点に終わった。
1点ビハインドで迎えた9回裏、代打・宗佑磨選手が二塁打で出塁。続く廣澤伸哉選手の犠打や四球などで2死1、3塁とすると、代打・伏見寅威選手の2点適時打を放ち、4対3で試合終了。最終回に追い上げを見せたオリックスが、劇的サヨナラ勝ちを収めた。
123456789 計
巨 001001100 3
オ 010001002X4
巨 直江大輔-田中豊樹-鍵谷陽平
オ スパークマン-東晃平-吉田凌-澤田圭佑
文・高橋優奈
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