代打出場3戦目で“初ヒット”、打率は.344に上昇
エンゼルス大谷翔平選手が9日(日本時間10日)、敵地でのロッキーズ戦に代打出場し、痛烈なセンター前ヒットを放った。代打出場3試合目で“初ヒット”をマークし、打率は.344に上昇。得点にこそ結びつかなかったが、チームは8-0と快勝した。
ナ・リーグ本拠地での交流戦のため、DH制が採用されずに2戦連続でスタメンを外れた大谷。出番がやってきたのは8回だった。7-0と大量リードで迎えた8回1死一塁の場面。ロッキーズ3番手右腕ポンダースと対峙すると、フルカウントからの7球目84.7マイル(約136キロ)外角低めスライダーを捉え、痛烈なセンター前ヒットとした。続くリベラが遊ゴロ併殺に倒れ、得点にこそ結びつかなかったが、打者出場2試合ぶりに快音を響かせた。
大谷はここまで代打として2度出場していたが、4月10日(同11日)レンジャーズ戦では二ゴロ、5月8日(同9日)のロッキーズ戦では一ゴロに倒れていた。この日が代打3度目の出場で初ヒットを記録した形になる。これで打者として18試合に出場し、無安打に終わったのは、わずか4試合。打率.344、4本塁打、14打点と上々の成績を残している。
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