7月28日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと東京ヤクルトの「2021プロ野球エキシビジョンマッチ」は、3対4でオリックスが敗戦を喫した。
オリックス先発の増井浩俊投手は初回、東京ヤクルト3番・坂口智隆選手に適時打、続く4番・オスナ選手に2ランを浴び、3点を先制される。不安定の残る立ち上がりとなったが、2回裏は3者凡退、3回裏も無失点に凌ぎ安定感を取り戻す。4回裏、松本友選手にソロ本塁打を浴びるも、5回裏は3人で抑えこの回でマウンドを降りた。
追いつきたいオリックス打線は2回以降、毎回出塁し好機を作るも、得点につなげることができず前半を終える。しかし無得点のまま迎えた6回表、2死からT-岡田選手が本塁打を放ち1点を返すと、7回表には佐野如一選手の一発でさらに1点を追加。直後の8回表には、無死から田城飛翔選手が安打で出塁すると、今試合本塁打を放っているT-岡田選手が適時二塁打を放ち、1点差に詰め寄った。
一方のリリーフ陣は6回裏から2番手・飯田優也投手、3番手・吉田一将投手が無失点でつなぐと、8回裏を海田智行選手が3者凡退に抑えて最終回の反撃を待つ。9回表は、代打・中川拓真選手から始まり、上位打線にも回る好打順だったが杉山晃基投手の前に3人で倒れ、3対4で試合終了。
オリックスは、先発の増井投手が、5回85球5安打5奪三振2四死球4失点と流れをつくることができず。 打線はT-岡田選手が本塁打を含む3安打2打点、佐野如選手にも本塁打が生まれるなど終盤に追い上げを見せたが、あと一歩届かなかった。
123456789 計
オ 000001110 3
ヤ 30010000X 4
オ 増井浩俊-飯田優也-吉田一将-海田智行
ヤ 高橋奎二-高梨裕稔-杉山晃基
文・鈴木優菜
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