金子侑司(かねこ・ゆうじ)/外野手
#7/1990年4月24日生まれ
179cm・76kg/右投両打
立命館宇治高から立命館大学を経て2012年ドラフト3位で入団。金子選手の一番の武器はなんといってもその「足」。外野守備では俊足を飛ばして何度もチームのピンチを救い、塁に出ればすかさず走る。疾走感のあるプレーが売りのスピードスターだ。
入団当初は内野手登録で二塁・遊撃を中心としていたが、足を生かして外野手としても出場。ルーキーイヤーの2013年は「7番・右翼」で開幕スタメンに抜てきされるなど、内外野のポジションに就いて94試合に出場した。さらに同年のフレッシュオールスターにも選出され、試合では1安打2盗塁をマーク。充実した一年となった。
その後はけがや打撃不振に悩まされながらも、4年目の2016年には129試合で自身初の規定打席に到達すると、打率.265、53盗塁で自身初の盗塁王を獲得する。2017年には外野手登録に変更し、以降は外野手に専念。2019年シーズンは自己最多の133試合に出場して打率.251、41盗塁を記録。自身2度目の盗塁王に輝き、チームの2連覇に貢献した。
足は攻撃だけでなく、守備でも大活躍。外野を駆ける金子選手の"帽子落とし"はファンの楽しみにもなっている。また、あと一歩グラブが届かなかったとき、チャンスで凡退したとき、悔しさをこらえる姿も印象的だ。爽やかさの中に男気溢れるプレーは、多くのファンを魅了する。
【2020年一軍成績】
86試合 338打席75安打3本塁打21打点 打率.249 出塁率.312 OPS.615
文・北嶋楓香
金子侑司選手をもっとよく知るために。パ・リーグ インサイトの過去の記事
・松井稼頭央、片岡治大、金子侑司…… 埼玉西武ライオンズ背番号「7」の歴史
2019年オフに背番号を「7」へ変更した金子選手。ライオンズのスピードスターの象徴ともいえる背番号「7」を受け継いだ金子選手のさらなる活躍に期待だ。
・埼玉西武・金子侑司「来季も帽子を落としていく」外野手部門1位(全体1位)「パーソル パ・リーグTV ベストグラブ賞2019」受賞コメント
守備職人を選出するファン投票企画「パーソル パ・リーグTV ベストグラブ賞2019」で全体1位に輝いた。金子選手が振り返る、2019年のベストプレーとは?
☆金子侑司選手の動画はこちらから!
記事提供: