7月13日、メットライフドームで行われた埼玉西武と千葉ロッテの第13回戦は、7対6で千葉ロッテが勝利した。
千葉ロッテは初回、1番・荻野貴司選手の6号ソロで1点を先制すると、2死1塁の場面でレアード選手が適時打を放ち、2点のリードを得る。さらに2回表には、安打と2四球で2死満塁の好機を演出すると、中村奨吾選手が押し出し四球、マーティン選手が21号満塁弾を放ち、7対0と一気に埼玉西武を突き放す。
千葉ロッテの先発は岩下大輝投手。3回裏に外崎修汰選手と森友哉選手の安打などで1死満塁のピンチを背負うと、栗山巧選手の適時打と呉念庭選手の内野ゴロで2点を失う。さらに5回裏には源田壮亮選手の安打などで無死1、2塁とすると、4番・中村剛也選手が8号3ランをライトスタンドにたたき込み、7対5と2点差まで詰め寄られる。結局、岩下投手は5回を投げ終えたところで降板、マウンドを後に託す。
以降は6回裏を田中靖洋投手、7回裏をハーマン投手がそれぞれ3者凡退に封じ込めると、8回裏は佐々木千隼投手が安打を許しながらも無失点でつなぐ。最終回は益田直也投手が岸潤一郎選手に5号ソロを浴びて1点差とされるも、最後は中村選手を空振り三振に打ち取り、7対6で試合終了。
勝利した千葉ロッテは、岩下投手が5回87球7安打3四球5失点も味方の援護もあり8勝目をマーク。球宴出場予定の荻野貴選手とマーティン選手に本塁打が生まれ、持ち前のパワーを見せつけた。一方、敗戦した埼玉西武は、先発・松本航投手が4回88球5安打4四球7失点と試合を作れず。打線は1点差まで追い付くも、あと一歩及ばなかった。
123456789 計
ロ 250000000 7
西 002030001 6
ロ ○岩下大輝-田中靖洋-ハーマン-佐々木千隼-S益田直也
西 ●松本航-渡邉勇太朗-武隈祥太-平井克典-ギャレット-水上由伸-十亀剣
文・下村琴葉
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