成瀬善久さんと熱い野球談義!「パーソル パ・リーグTVグループ観戦ミーティング2021 第2弾」レポート

パ・リーグ インサイト

2021.7.13(火) 12:00

南隼人氏・成瀬善久氏(C)PLM
南隼人氏・成瀬善久氏(C)PLM

 6月29日、「パーソル パ・リーグTVグループ観戦ミーティング2021 第2弾」が開催され、セ・パ両リーグで活躍し現在はBCリーグ・栃木ゴールデンブレーブス選手兼投手コーチの成瀬善久さんが野球ファンとオンラインで交流した。

 4月に行われた第1弾に続き、今回もパーソル パ・リーグTVのプラットフォーム上にシスコシステムズ合同会社のWeb会議システム「Webex」を統合した「グループ観戦機能」を活用。成瀬さんとMCの南隼人さんは参加した野球ファンがそれぞれ待機する各グループルームをイニングごとに訪問。一緒にオリックス・バファローズ対千葉ロッテマリーンズの試合を観戦しながら会話を楽しんだ。

 今回のイベントでは成瀬さん、南さんのパソコンにハイエンド Web カメラ「Webex Desk Camera」を使用し、参加したプロ野球ファンとのいきいきとしたコミュニケーションを実現。この「Webex Desk Camera」は複数人を映すことができる超広視野角のカメラで、ノイズキャンセリング機能を搭載した高音質マイクを内蔵し、クリップ仕様で装着も簡単だ。

 この日は1回表から千葉ロッテが得点を重ねると、中盤以降にオリックスが反撃する展開。試合が動くたびに生まれる成瀬さんと南さんの興奮が、遠方の参加者にもクリアに伝わって、リモートながら一緒に球場で見ているかのよう。

「Webex Desk Camera」(C)PLM
「Webex Desk Camera」(C)PLM

 特に6回裏にオリックス・杉本裕太郎選手がこの日2本目のホームランを打った場面。「すごいなあ、ラオウ。泳いでいたように見えたけれど(スタンドに)いったと思いました」と成瀬さんは驚きを隠せず。参加者からも勢いづくオリックス打線に感嘆の声が漏れ、試合のおもしろさを共有していることがうかがえた。

 試合後半にプロ野球ファンの男性のグループを訪問した成瀬さん。オリックスが追い上げ始め、試合のターニングポイントを迎えたこともあり、「二木はもう1イニング投げないといけなかったですが、ベンチとしては勝っているから(中継ぎに)変えたかったのかな」と7回から継投を選択した千葉ロッテについてファンと考察。その後も配球論など本格的な野球論で熱を帯びる。

 千葉ロッテがチャンスを迎えた9回表には、女性ファンのグループに参加。千葉ロッテ・和田康士朗選手の俊足ぶりに出演者、参加者ともに盛り上がると、オリックス・平野佳寿投手が好フィールディングで併殺を奪った場面では「おー!」とさらに大きな歓声。1球ごとにリアクションをとりながら手に汗握る展開を楽しんだ。

 試合中は様々なテーマの野球談義に花が咲いた。プロ野球ファンの男性のグループでは、佐々木朗希投手の160km/hの球を見てみたいという話題から、参加者は「横山陸人投手のように佐々木朗投手を中継ぎで起用しないのでしょうか」と成瀬さんに質問。成瀬さんは「まだ体のタフさでは弱いのでは。先発したあとに抹消しているし、球団の段階を踏んで育てたいという思いが伝わります」と解説。

 成瀬さんと同じ栃木出身の女性のグループでは、地元民だからこそ通じるローカルトークをきっかけに、あっという間に場が和む。女性がお酒を手に現れると、南さんが「乾杯の発声をお願いします!」と提案。「乾杯!」の掛け声で画面上には成瀬さん、参加者の笑顔が広がる。

 ほかのグループでは、BCリーグを応援する女性が成瀬さんに「もっとBCリーグを盛り上げるにはどうすればいいと思いますか」と提言。観戦バスツアーや選手応援シートなど女性側から次々とアイデアが飛び出すと、ファンサービスに熱心な成瀬さんも「左投げの僕を見てもらいやすいように一塁側の内野席にファンを招待していたんです」と千葉ロッテ時代の経験を振り返っていた。

 「みんな濃いなあ、キャラクターが」と冗談を交えながら笑顔で終えた成瀬善久さんにイベントの感想をうかがった。

ファンと交流する成瀬善久氏(C)PLM
ファンと交流する成瀬善久氏(C)PLM

---グループ観戦機能でファンと対話した感想
「ファンから直接意見を言われるから、こういう目で見ているんだ、と知ることができた。逆にこうやって意見を言えることってすごいと思います。みんな自分の思うことを伝えてくれるじゃないですか。野球への熱量がすごいなって思います」

---リアルな野球ファンと野球論を交わした
「ファンの人は野球が好き、という前提で(試合を見ながら)「なんであれを打つんだよ」って思うんです。僕は現場の人間だから(振ってしまう選手の)その気持ちがわかる。でもファンの人は僕らと違う目で見ているから、その違いを知ることができて面白いなって思います。ただ言われると、ぐさっとくるときもあります(笑)。けど、みなさんそれくらい野球が好きなんですよね」

---グループ観戦機能を使用して実感した、この機能のいいところ
「こうやって会話をして、野球を見るのは面白いと思いますよ。ファンの人には各々考えがあるじゃないですか。それが聞けて、こういう考えの人達がいるんだなって勉強になる。だからすごく面白かったです。最初はどんな感じになるんだろうって不安でしたけど、始まったら話したいことを(参加者から)どんどん話してくれたから、僕も話しやすかったです。みんな違う感覚で来てくれたから、ありがたかったです」

「パーソル パ・リーグTV グループ観戦機能」とは

パーソル パ・リーグTV グループ観戦機能(C)PLM
パーソル パ・リーグTV グループ観戦機能(C)PLM

 グループ観戦機能は、パーソル パ・リーグTVのサービス会員様を対象に、最大25名が同じグループで一緒に観戦することが可能です。この機能では試合映像とともに、グループに参加している人の顔を同じ画面に表示し、ご家族、友人間での会話を楽しみながら観戦することができます。パソコン1台あれば試合も友人との野球談議も楽しめる新しい野球観戦スタイルをぜひお楽しみください。

※本機能はPCのみで利用可能です。
※本機能の利用には、パーソル パ・リーグTVの見放題パックもしくは1dayチケットのご購入が必要です。
※本機能の利用には、Webexへの登録が必要です(グループのホストのみ。登録は無料。)
※グループ観戦機能の詳細は下記リンクページ内の「(NEW)グループ観戦の楽しみ方について」をご確認ください。
https://tv.pacificleague.jp/page/pc/help/

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