7月12日、ロッテ浦和球場で行われた千葉ロッテと埼玉西武のイースタン・リーグ公式戦、第11回戦は10対2で埼玉西武が勝利した。

　埼玉西武は2回表、先頭の6番・山村崇嘉選手が二塁打で出塁すると、続く川野涼多選手、齊藤誠人選手にも連打が生まれて1点を先制する。さらに4回表には2死2塁から1番・木村文紀選手の5号2ラン、5回表にも3番・川越誠司選手の5号ソロで千葉ロッテの先発・土肥星也投手からリードを4点とした。

　先発・浜屋将太投手は5回まで毎回安打を許しながら、味方の好守にも助けられて無失点に抑える。打線は6回表にも2番手・山本大貴投手から2死満塁のチャンスを得ると、川越選手、5番・渡部健人選手に適時二塁打が飛び出し4点を追加。頼もしい援護をもらった浜屋投手は6回裏まで投げきり、6回5安打2四死球無失点の好投でマウンドを降りた。

　7回裏は井上広輝投手が無失点つないだが、8回裏には豆田泰志投手が3番・高部瑛斗選手に適時二塁打を浴びて2点を失う。しかし続く無死2、3塁のピンチは3者連続三振に打ち取ると、9回表には山村崇嘉選手の5号2ランが生まれスコアは10対2に。9回裏はダーモディ投手が3者凡退で締め、試合終了。

　埼玉西武は3選手に本塁打が飛び出すなど、13安打10得点で快勝を収めた。渡部選手が3安打、川越選手、川野選手は本塁打含む2安打の活躍。先発・浜屋投手も6回無失点の好投だった。一方敗れた千葉ロッテは、投手陣が大量失点。打線は毎回のように走者を出すもつながりを欠き、高部選手の適時二塁打の2点のみにとどまった。

　 １２３４５６７８９ 計
西 ０１０２１４００２ 10
ロ ０００００００２０ ２

西 ○浜屋将太-井上広輝-豆田泰志-ダーモディ
ロ ●土肥星也-山本大貴-原嵩-石崎剛-成田翔-横山陸人

文・丹羽海凪

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