地元・福岡での再出発に「必要とされていることが嬉しい」
阪神からトレードで福岡ソフトバンクに移籍した中谷将大外野手が5日、オンラインでの入団会見を行った。地元・福岡での再出発に「必要とされていることが選手として嬉しいこと。やってやるぞ、という気持ちです」と意気込みを語った。
2017年に阪神でシーズン20本塁打を放ち、長打力が武器の中谷。福岡ソフトバンクは右の長距離砲が不足している状況にあり、二保旭投手とのトレードが成立した。当初、トレードを知らされた時は「頭が真っ白になって整理もつかなかった」と言う中谷だが、時間が経ち「チャンスだと思う。バッティングを評価してくださったので、バットで貢献したい」と気持ちも変化したという。
背番号は二保が背負った「13」をそのまま継承することになり「13番はメジャーリーガーのAロッド(アレックス・ロドリゲス)が着けていて、格好いい番号だな、というイメージです」。地元でのプレーに「地元にはお世話になった方々、友人、親もいる。見てもらう機会も増えると思うので、恩返し、感謝の気持ちを持って臨みたい」と胸を躍らせた。
6日からはまず2軍に合流する。福岡ソフトバンクの2軍は6日から甲子園で阪神2軍とウエスタン・リーグを戦うため、中谷にとってはいきなり古巣と対戦することに。「結構みんなとお別れしてきたのに……。煽られると思うんですけど、頑張りたい」と笑わせつつ、意気込んでいた。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)
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