7月3日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと楽天の第13回戦は、5対3で千葉ロッテが勝利し、勝率を5割に戻した。
千葉ロッテは初回、4月20日以来の一軍出場となった藤原恭大選手が1死から安打で出塁。すかさず盗塁を決めて1死2塁とすると、中村奨吾選手の適時打で1点を先制する。なおも2死2塁の好機で、レアード選手にも適時打が生まれ、初回から2点のリードを奪った。
初回から援護を受けた千葉ロッテの先発・本前郁也投手だったが、3回表に島内宏明選手の適時打で1点を失う。続く4回表には小深田大翔選手の同点打を浴びると、5回表に、安打や四球で1死1、2塁のピンチを招いたところで降板。2番手としてマウンドに上がった東妻勇輔投手も、連打で1点を失い逆転を許したが、なおも1死満塁と続いた窮地は2者連続三振で切り抜けた。
1点を追う打線は8回裏、先頭・藤原選手が今日2本目の安打で出塁すると、中村選手の6号2ランで逆転に成功。さらにこの回、岡大海選手にも3号ソロが飛び出し、スコアを5対3とする。2点リードで迎えた9回裏は、守護神・益田直也投手が、走者を背負いながらも無失点で締めて試合終了。
勝利した千葉ロッテは、先発・本前投手が4.1回86球8安打2四死球3失点の内容も、救援陣が奮闘して終盤の援護を呼び込んだ。また、2イニングを無安打2奪三振に抑えたフローレス投手は今季初勝利をマークしている。一方敗れた楽天は、8回裏に登板した宋家豪投手が痛恨の2被弾3失点で今季初黒星。打線も12安打3得点とつながりを欠いた。なお、現在リーグ打点王の島内宏明選手は、今試合でも1打点を記録。早くもキャリアハイの58打点に到達した。
123456789 計
楽 001110000 3
ロ 20000003X 5
楽 涌井秀章-酒居知史-●宋家豪-福井優也
ロ 本前郁也-東妻勇輔-小野郁-○フローレス-S益田直也
文・吉村穂乃香
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