6月27日、静岡草薙球場で行われた北海道日本ハムと千葉ロッテの第8回戦は、8対3で千葉ロッテが勝利。
千葉ロッテは3回表、敵失や犠打などで1死2塁とすると、9番・高部瑛斗選手のセーフティーバントで1死1、3塁と好機を拡大。ここで1番・荻野貴司選手の2点適時三塁打が飛び出し先制に成功すると、続く2番・角中勝也選手にも適時打が生まれ、1点を追加。なおも死球などで1死1、2塁の場面、4番・マーティン選手がリーグトップタイとなる18号3ランを放ち、この回一挙6得点。序盤から北海道日本ハムを大きく突き放す。
援護を受けた先発・小島和哉投手は初回から得点圏に走者を背負うも、後続を打ち取り無失点で立ち上がると、続く2回裏は3者凡退に抑える好投を披露。4回裏には、4番・近藤健介選手の適時二塁打で、6回裏には犠飛でそれぞれ1点を失うも、なんとか粘り7回5安打2失点の好投で救援陣にマウンドを託す。
8回裏は東妻勇輔投手が、1死満塁のピンチを背負うも、渡邉諒選手を併殺打に打ち取り、無失点で切り抜けると、9回表は、田村龍弘選手、和田康士朗選手の連続適時二塁打で2点を追加。6点リードで迎えた9回裏は、小野郁投手が6番・万波中正選手の2号ソロを浴びるも、リードを守り切り試合終了。千葉ロッテが8対3で勝利した。
勝利した千葉ロッテは先発・小島投手は7回5安打4奪三振2失点の好投で4勝目をマーク。打線もマーティン選手から6月4日ぶりの本塁打が飛び出すなど躍動し、勝率を5割に戻した。一方、敗れた北海道日本ハムの先発・加藤投手は、5回7安打2奪三振6失点(自責点5)の内容。打線も8安打3得点と好機を生かせなかった。2018年以来3年ぶりの開催となった静岡県での北海道日本ハム公式戦は、千葉ロッテの2連勝で幕を閉じた。
123456789 計
ロ 006000002 8
日 000101001 3
ロ ○小島和哉-東妻勇輔-小野郁
日 ●加藤貴之-アーリン-秋吉亮
文・山本理絵
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