5月8日、県営大宮球場では18時から埼玉西武と福岡ソフトバンクの第5回戦が行われる。ゴールデンウィークは埼玉西武が7勝2敗、福岡ソフトバンクが5勝4敗と、ともに勝ち越しで9連戦を終えている両チーム。状態が良いチームがぶつかり合う8日はどのような試合展開が予想されるか。見どころを紹介していく。
【今季対戦成績】
埼玉西武→3勝1敗、福岡ソフトバンク→1勝3敗
【埼玉西武】カスティーヨ投手 5試合、2勝1敗 27回、19奪三振、15失点 防御率5.00
【福岡ソフトバンク】千賀投手 3試合、1勝1敗 17.2回、25奪三振、7失点 防御率3.57
予告先発は埼玉西武がカスティーヨ投手、福岡ソフトバンクが千賀投手だ。新外国人のカスティーヨ投手はここまで5試合に先発して防御率5.00。数字ほど悪くは見えないが、好不調の波が激しい印象だ。2戦2勝と勝ち星のすべてを福岡ソフトバンクから挙げている鷹キラーの投球に期待したい。
一方の千賀投手は右ひじの張りで一時戦線を離脱。復帰登板となった5月1日の千葉ロッテ戦では7回10奪三振1失点の好投を見せ今季初勝利をつかんでいる。今回の登板でも高い奪三振能力を武器に連勝を決められるか。
2投手を援護する打線の中では、埼玉西武・山川選手と福岡ソフトバンク・柳田投手に注目したい。開幕から約1カ月で12本塁打、39打点をマークするなど強力打線の4番打者として圧倒的な存在感を放っている山川選手。対福岡ソフトバンクでは4試合で3本塁打、打率.385と好相性。得意としている相手から再び胸のすくようなアーチを描きたい。
一方の柳田選手は打率.364、8本塁打、27打点と打撃主要3部門全てでトップ3に名を連ねており、対埼玉西武は打率.417と得意としている。埼玉西武の独走をこれ以上許さないため、その打棒にかかる期待は大きい。
なお、内川選手が通算2000安打まであと1安打と迫っている。この試合で首位・埼玉西武を相手に勝利を飾って大記録達成と行きたいところだ。
記事提供: