加藤翔平はNPB通算491試合、加藤匠馬は19年に92試合に出場した
千葉ロッテ加藤翔平外野手と中日加藤匠馬捕手の交換トレードが成立したと、両球団が15日に発表した。
30歳の加藤翔平は上武大から2012年ドラフト4位で千葉ロッテに入団したスイッチヒッター。1年目から1軍を経験し、昨季はイースタン・リーグで首位打者を獲得。今季はここまで20試合出場、打率.220(41打数9安打)、1本塁打2打点だった。プロ通算491試合出場、打率.246、14本塁打83打点、34盗塁。
29歳の加藤匠馬は青学大から2014年ドラフト4位で中日入団。強肩を生かして2019年には92試合に出場した。しかし今季は1軍機会がなかった。プロ通算126試合出場、打率.213、0本塁打14打点。
千葉ロッテは14日に横浜DeNAとの交換トレードで有吉優樹投手の放出と国吉佑樹投手の獲得を発表したばかり。交流戦を終えて28勝28敗8分けの勝率5割。逆転優勝に向けて積極補強を敢行している。
両選手のコメントは以下の通り。
○加藤匠馬捕手
「僕にとってチャンスなので、このチャンスをものにできるようにやっていきたいと思います。監督が僕の先輩なので、リーグ優勝、日本一になって胴上げできるよう、戦力になれるように頑張りたいです。6年半、中日ドラゴンズには大変お世話になり、ありがとうございました」
○加藤翔平外野手
「ここまで9年、応援していただいたファンの皆様には本当に感謝をしています。そしてここまで支えてくださったマリーンズの皆様にも感謝の気持ちで一杯です。チームは変わりますが、今まで通り、全力プレーを心掛け、ドラゴンズの勝利のために精一杯、頑張りたいと思います。これまで応援してくださった方には頑張っているところを見ていただくことで感謝の気持ちを伝えることが出来ればと考えています。最後に自分がデビューした2013年の5月12日のイーグルス戦で初本塁打を打った時の歓声を一生、忘れません。これからも応援してくださるファンの皆様への感謝の気持ちをもってプレーします」
(Full-Count編集部)
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