埼玉西武が2日連続の2桁得点、完封リレーで楽天を投打で圧倒

パ・リーグ インサイト

2018.5.6(日) 16:28

埼玉西武ライオンズ・浅村栄斗選手(C)PLM
埼玉西武ライオンズ・浅村栄斗選手(C)PLM

楽天生命パークで行われた楽天と埼玉西武のカード3戦目。昨日の試合では、埼玉西武が16安打10得点の猛攻を見せると、先発・多和田が6回途中4失点で両リーグトップの6勝目を挙げた。4連勝を目指す今日の先発は榎田投手。4月30日の楽天戦では7回途中2失点の好投を見せ今季2勝目。本拠地では初勝利となった前回のような好投が期待される。対する楽天の先発は藤平投手。前回登板の埼玉西武戦では5回5失点で敗戦投手となった。今日は埼玉西武打線をどのように抑えるのか。

試合が動いたのは3回表、1死から秋山選手が3試合連続となる第5号ソロを放つ。この本塁打をきっかけに埼玉西武打線が爆発。続く源田選手が安打で出塁すると、3番・浅村選手が左翼席へ飛び込む第7号2ランを放つ。さらに2死1,2塁の場面で7番・栗山選手が右翼席中段に突き刺さる第2号3ラン。1イニング3本塁打が飛び出した埼玉西武がこの回6点を奪い、試合を優位に進める。

埼玉西武は続く4回表にも畳みかける。先頭の9番・木村選手が出塁すると、秋山選手が四球を選ぶ。1死1,2塁となり、打席には先ほどの打席で本塁打を放った浅村選手が入り、フルカウントからの6球目を捉えて適時打。さらに好機を拡大させると森選手が犠飛、外崎選手が適時打を放ち、9対0と大量リードを奪う。

8回表には、無死1塁の場面で森選手が二塁打を放ち、山川選手が1塁から激走を見せて生還。2日連続となる二桁得点を達成した。大量援護点をもらった先発・榎田投手は走者を背負う場面が多かったものの要所を締める投球で6回無失点、その後マウンドに上がった伊藤投手、松本投手も楽天打線を0に抑えて完封リレー。11対0で埼玉西武が4連勝を飾った。敗れた楽天は先発・藤平投手が4回途中9失点と誤算。打撃陣も今季3度目の無得点に抑えられ、早くも自力優勝の可能性が消滅となった。

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