6日の試合はスタメンから外れる、控え捕手と初めてコンビも「違和感なくいける」
エンゼルスの大谷翔平投手の今季5度目の先発が6日(日本時間7日)の敵地マリナーズ戦に正式決定した。マイク・ソーシア監督が5日(同6日)の試合前に明言した。相手先発はエースのフェリックス・ヘルナンデス投手。2010年のサイ・ヤング賞右腕と投げ合う。
大谷は「5番・DH」でスタメン出場した4日(同5日)の試合で4打数2安打1四球1打点1得点と活躍。チームは5-0で快勝して4連勝を飾り、主砲のアルバート・プホルス内野手が史上32人目の通算3000安打を達成した。
4日まで4試合連続でスタメン出場していたが、5日はベンチスタート。ソーシア監督は大谷が6日に先発マウンドに上がるかを聞かれ、「イエス」と明言した。
大谷はここまで投手としては4試合登板で2勝1敗、防御率4.43。4月24日(同25日)のアストロズ戦は6回途中4失点だったものの、先発投手として今季メジャー最速となる101マイル(約163キロ)をマーク。その後、野手として出場した試合で左足首を捻挫し、当初予定されていた1日(同2日)の本拠地オリオールズ戦での先発は回避していた。
マリナーズの会長付球団特別補佐に就任したイチロー外野手との初対決は実現せず。しかし、セーフコ・フィールドで“大先輩"が見守る前でマウンドに上がる。ソーシア監督は「彼は今日の調子もよかった。昨日の試合も問題なかった」と大谷の状態について説明。控え捕手のレネ・リベラと開幕後初めてコンビを組む可能性が高いが、「2人とも大谷と組んだことはある。レネとマルディ(マルドナード)は話し合っているし、レネも大谷のことをわかっている。それに打者への攻め方もわかっている。違和感なくいけるだろう」と期待した。
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