6月4日、神宮球場で行われた東京ヤクルトと埼玉西武の「日本生命セ・パ交流戦 2021」第1回戦は、1対10で埼玉西武が大敗を喫した。
埼玉西武の先発・高橋光成投手は初回、1番・塩見泰隆選手、2番・青木宣親選手の連打などで1死1、3塁とされ、自らの暴投で1点の先制を許す。続く2回裏には、再び連打でピンチを招くと、塩見選手の適時打や味方の失策で2点を献上。さらに、3番・山田哲人選手に12号3ランを許し、この回一挙5失点。3回裏には、青木選手に2号2ラン、4番・村上宗隆選手に16号2ランを浴び、3回102球11安打10失点(自責点9)で降板した。
打線は3回表に先頭・スパンジェンバーグ選手の3号ソロで1点を返すも、相手投手・石川雅規投手の前に、5回までわずか3安打に封じ込められるなど、反撃の糸口をつかめず。9点を追う展開で迎えた5回裏、2番手・松岡洸希投手が回跨ぎでマウンドに上がるも、2者連続四球で無死1、2塁としたところで天候が悪化。試合中断の末、降雨によるコールドで埼玉西武が敗れた。
先発・高橋光成投手が3回102球11安打10失点(自責点9)と大きく崩れ、今季初黒星を喫した。また、降板後は、「今日は何もありません。雨は気にならなかったのですが、とにかく自分の投げるボールが悪すぎました」と自身の投球を振り返った。打線もスパンジェンバーグ選手の一発での得点のみと、課題が残る試合となった。
12345 計
西 00100 1
ヤ 15400X 10
西 ●高橋光成-松岡洸希
ヤ ○石川雅規
文・後藤万結子
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