和田毅が7回途中1失点の好投で3勝目! 11安打7得点で福岡ソフトバンクが大勝

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2021.5.23(日) 17:08

福岡ソフトバンクホークス・和田毅投手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・和田毅投手(C)パーソル パ・リーグTV

 5月23日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクとオリックスの第11回戦は、7対2で福岡ソフトバンクが勝利した。

 福岡ソフトバンクは初回、牧原大成選手の安打と栗原陵矢選手の四球で1死1、2塁とすると、4番・柳田悠岐選手が適時打を放ち1点を先制する。3回裏は川島慶三選手、牧原選手の連打と柳田選手の四球で1死満塁とし、併殺崩れの間に1点を追加。さらに4回裏には「高めの真っ直ぐをカチン、カチンと打つことが出来ました」と、松田宣浩選手がレフトスタンドへの完璧な5号ソロを放ち、3対0とした。

 4月21日以来、およそ1ヶ月ぶりの勝利を目指す先発の和田毅投手は、初回こそ3者凡退に抑えるも2回からは毎回走者を背負う苦しいピッチング。しかし2つの併殺を奪うなど要所を締め、6回まで無失点に抑える。和田投手は7回表もマウンドに上がるが、先頭の宗佑磨選手に二塁打を浴び、外野フライで1死3塁とされたところで降板。後を受けた嘉弥真新也投手は、モヤ選手の犠飛で1点を失うも後続は抑えた。

 直後の7回裏、打線は連打と犠打で1死2、3塁とすると、牧原選手、栗原選手の連続適時打と中村晃選手の犠飛で4点を追加。7対1とリードを6点に広げた。8回表はモイネロ投手が24日の離日前の最終登板としてマウンドに上がり、3者凡退のピッチングを見せた。9回表はモイネロ投手、森唯斗投手が不在の間守護神を務めるとみられる岩嵜翔投手がマウンドへ。先頭の吉田正尚選手に9号ソロを浴びて1点を失ったが、後続は抑えて試合終了となった。

 勝利した福岡ソフトバンクは先発の和田投手が6.1回92球4安打2四死球4奪三振1失点の内容で3勝目。打線は牧原選手が3安打2打点の活躍を見せるなど11安打で7得点を奪い、得意の交流戦を前に連勝で勢いをつけた。敗れたオリックスは一時2点差まで追い上げるも、救援陣が粘れず。3連敗となった。

  123456789 計
オ 000000101 2
ソ 10110040X 7

オ ●山崎福也-山田修義-竹安大知-富山凌雅-漆原大晟
ソ ○和田毅-嘉弥真新也-モイネロ-岩嵜翔

文・波多野瞭平

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