美馬学が7回1失点&中村奨吾が勝ち越し本塁打! 投手戦を制し千葉ロッテが勝利

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2021.5.22(土) 17:30

千葉ロッテマリーンズ・中村奨吾選手(C)パーソル パ・リーグTV
千葉ロッテマリーンズ・中村奨吾選手(C)パーソル パ・リーグTV

 5月22日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと楽天の第11回戦は、3対1で千葉ロッテが勝利した。

 打線は3回裏、2番・マーティン選手が楽天の先発・田中将大投手から安打で出塁すると、続く3番・中村奨吾選手の適時二塁打で先制に成功する。

 序盤から援護を受けた先発・美馬学投手は、持ち味である多彩な変化球を駆使し、5回表まで無失点の好投で試合をつくる。6回表、安打や野選などで無死1、3塁の危機を招くと、3番・浅村栄斗選手に犠飛を許し同点に。しかし以降は持ち直し、7回5安打6奪三振1失点で降板。8回表は2番手・唐川侑己が無失点に抑え、味方の援護を待つ。

 すると8回裏、先頭の3番・中村選手がこの回から登板した楽天の2番手・福山博之投手の甘く入ったスライダーを左中間に運び、これが2号ソロとなり、勝ち越しに成功。さらに5番・レアード選手にもスタンド中段に飛び込む10号ソロが飛び出し、この回2点を奪う。2点リードで迎えた最終回は守護神・益田直也投手が無失点に抑えて試合終了。

 勝利した千葉ロッテは先発・美馬投手が7回5安打6奪三振1失点の好投で今季3勝目をマーク。打線は、中村選手が本塁打を含む3安打2打点の活躍で勝利に大きく貢献した。一方、敗れた楽天は、先発・田中投手が7回6安打3奪三振1失点と粘りの投球を披露したものの、打線の援護に恵まれず。2番手・福山投手も2本塁打を浴びるなど、精彩を欠いた。

  123456789 計
楽 000001000 1
ロ 00100002X 3

楽 田中将大-●福山博之
ロ ○美馬学-唐川侑己-S益田直也

文・矢澤拓郎

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