GWを締めくくる3連戦。期間中、対照的な両軍による対戦はどう動くか

パ・リーグ インサイト

2018.5.4(金) 09:32

埼玉西武ライオンズ・山川穂高選手(C)PLM
埼玉西武ライオンズ・山川穂高選手(C)PLM

5月4日、18時から楽天生命パークで行われる楽天と埼玉西武の3連戦初戦。GW中は楽天が1勝4敗、埼玉西武が4勝2敗と両極端の2チームによる対戦。楽天は3連勝締めで五分に戻せるか、埼玉西武は長かった9連戦を勝ち越して終えられるかがこの試合の焦点となりそうだ。

【今季対戦成績】
楽天→1勝5敗、埼玉西武→5勝1敗

【E】塩見投手 今季初登板
【L】菊池投手 5試合、5勝0敗 35回、35奪三振、13失点 防御率3.34

先発は今季初登板の塩見投手と、今季5戦5勝のエース・菊池投手による左腕対決。塩見投手はファームで6試合に登板し、31回、自責点6で防御率1.74と安定した投球を続けてきた。満を持しての初登板でジャイアントキリングといきたい。

一方の菊池投手は強力打線の援護にも恵まれ、2試合連続で5失点を喫しても白星がつく強運ぶり。昨季8戦8勝の楽天を相手に、これぞエースという投球で退けたい。

楽天打線からは3日の試合で11安打を放ったにも関わらず、1得点のみに抑えられてポイントを挙げておきたい。今江選手が4安打の固め打ち、4番・ウィーラー選手、8番・嶋選手、9番・八百板選手がマルチ安打を放ったが、得点には結びつかなかった。歯車がうまくかみ合わず、効率よく得点を奪えなかったが、4日の試合ではこれをかみ合わせることができるか。

対する埼玉西武打線は3日の試合で11安打8得点とさすがの攻撃力を発揮。秋山選手、源田選手の1、2番コンビが同じイニングで連打を放つ3安打を放てば、4番・山川選手も12号ソロを含む3出塁、3打点と上位がうまく機能している。マスクを被った8番・岡田選手にも今季初アーチが飛び出すなど、不安な点が見当たらない。

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