4月27日の18時から、京セラドーム大阪でオリックスと楽天の第4回戦が行われる。25日から発令された緊急事態宣言により、無観客で行われることが公表されている。

【今季対戦成績】
オリックス→1勝2敗
楽天→2勝1敗

【オリックス】田嶋大樹投手 4試合1勝1敗 23.1回 17奪三振、防御率3.47
【楽天】岸孝之投手 4試合2勝2敗 26.1回 22奪三振、防御率3.08

　オリックスは課題が残る終盤の投手起用に着目したい。25日の試合では、1点リードで迎えた9回裏にヒギンス投手が同点本塁打を浴び、引き分けに終わった。ここまでチームでセーブを挙げたのは平野佳寿投手、漆原大晟投手、ヒギンス投手だが、終盤に失点を喫することも多く、固定できていないのが現状だ。一時離脱中の平野投手は、昨日から出場登録が可能となっている。勝ち試合を確実に拾うために、終盤の勝ちパターンを確立できるか。

　対する楽天は鈴木大地選手が打線をけん引できるか。オリックスとの前カードでは、11打数5安打と当たっている。当然バッテリーからのマークは厳しくなるだろうが、鈴木選手自身も25日の埼玉西武戦で2安打2打点と状態はいい。好投手の両先発による投手戦が予想されるだけに、チャンスでの一打に期待したい。

文・小野寺穂高

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