楽天の先発は抜群の制球力を見せる早川隆久。埼玉西武は平井克典で連敗脱出を狙う

パ・リーグ インサイト

2021.4.24(土) 23:13

東北楽天ゴールデンイーグルス・早川隆久投手(C)パーソル パ・リーグTV
東北楽天ゴールデンイーグルス・早川隆久投手(C)パーソル パ・リーグTV

 4月25日の13時から、楽天生命パーク宮城で楽天と埼玉西武の第6回戦が行われる。24日の試合では、緊迫した投手戦を楽天が制し、先発の田中将大投手がNPB通算100勝を達成した。4安打に終わった埼玉西武は、2つの引き分けを挟んで5連敗となった。

【今季対戦成績】
楽天→4勝0敗1分
埼玉西武→0勝4敗1分

【楽天】早川隆久投手 4試合2勝2敗 25.2回 25奪三振、防御率2.10
【埼玉西武】平井克典投手 4試合3勝0敗 24.2回 26奪三振、防御率1.82

 楽天の先発は、ルーキー・早川隆久投手。2勝目を挙げた18日の前回登板では、自己最長となる8回を投げ、1失点と好投して自身初のHQSを記録した。ここまで4試合で25.2回を投げ、与えた四死球はたったの「3」。奪三振も25と、ほぼ毎回三振を奪う計算だ。抜群の制球力と奪三振能力で3勝目を狙う。

 打線は、23日に来日初出場で初本塁打を放ったディクソン選手の活躍にこの試合でも期待したい。24日はしぶとく内野安打で先制点を挙げ、2試合連続打点を記録した。連日の活躍で勝利に貢献したい。

 対する埼玉西武の先発は、リーグトップの3勝を挙げている平井克典投手。18日の福岡ソフトバンク戦は、6回2失点の力投も勝敗が付かなかった。楽天相手には初先発。中継ぎとして対戦した昨季は8試合で防御率7.27と打ち込まれたが、今季ここまで防御率1.82の好調ぶりを発揮し勝利を挙げたい。

 打線は、24日にマルチ安打を記録した中村剛也選手が打線をけん引するか。4月に入ってからはやや不調気味で一時は打率1割台となるも、5試合連続安打と徐々に状態を上げている。チームはこの7試合で本塁打が生まれておらず、中村選手自身も6日の2号ソロ以来となっている。その美しいアーチで打線を活気づけ、連敗脱出となるか。

文・岡絃哉

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