今季勝率10割。連敗ストップへ向け、”負け知らず”の涌井秀章と高橋光成が先発

パ・リーグ インサイト

2021.4.23(金) 03:36

東北楽天ゴールデンイーグルス・涌井秀章投手(C)パーソル パ・リーグTV
東北楽天ゴールデンイーグルス・涌井秀章投手(C)パーソル パ・リーグTV

 4月23日の18時から、楽天生命パーク宮城で楽天と埼玉西武の第4回戦が行われる。ともに前カード全敗と苦しい状況の中、”負け知らず”のエースが先発予定だ。

【今季対戦成績】
楽天→3勝0敗
埼玉西武→0勝3敗

【楽天】涌井秀章投手 4試合3勝0敗 29回 25奪三振、防御率1.24
【埼玉西武】高橋光成投手 4試合3勝0敗 28.1回 18奪三振、防御率3.18

 前カードは福岡ソフトバンクに対して2連敗を喫した楽天。先発の涌井秀章投手は、今季ここまで4試合に登板し、全試合で7イニング以上登板している。その涌井投手の投球スタイルには、興味深い数字も。前回登板の北海道日本ハム戦では今季初となる2桁10三振を奪ったが、9日の福岡ソフトバンク戦では、8回を投げて三振はわずか「1」。その日の調子なのか、相手打線に合わせてなのか器用な投球術を持つ涌井投手だからこその数字か。今試合はどのような攻めをするのだろうか、注目。

 対する埼玉西武は、前試合では悔しい逆転サヨナラ負けを喫し、同一カード3連敗。対戦カードは切り替わり、今試合からは楽天との3連戦を迎える。前回の楽天との対戦カードでは3連敗と今季はまだ勝ち星をあげていない。勝利を確実に収めるべく、今季ここまで負けなし3勝の高橋光成投手が先発。前試合は平良海馬投手、宮川哲投手ら7投手をつぎ込んで敗北と、ブルペンはやや苦しい状況か。高橋光成投手にはより長いイニングの投球が期待される。打線も防御率1.24の涌井投手から早めに得点をあげたい。

文・小野寺穂高

関連リンク

4/22 マリーンズ対ファイターズ結果
4/22 バファローズ対ライオンズ結果
【ファーム】4/22 イーグルス対マリーンズ結果

記事提供:

パ・リーグ インサイト

この記事をシェア

  • X
  • Facebook
  • LINE