4月20日の18時から、京セラドーム大阪でオリックスと埼玉西武の第4回戦が行われる。現在、引き分け挟んで連敗中のオリックスと、離脱者がありながら上位争いを演じている埼玉西武。どちらにとっても重要となるカード初戦、見どころを紹介する。
【今季対戦成績】
オリックス→1勝2敗
埼玉西武→2勝1敗
【オリックス】田嶋大樹投手 3試合1勝1敗 19.1回 16奪三振、防御率2.79
【埼玉西武】上間永遠投手 1試合0勝1敗 5.1回 5奪三振、防御率6.75
オリックスの先発は、田嶋大樹投手。前回登板の福岡ソフトバンク戦では7回途中1安打1失点と好投し、3試合目にして今季初勝利をつかんだ。安定した制球力を持つ田嶋投手だが、同試合では1安打も5四球と与四球が目立った。この試合では修正し、隙のない投球を披露できるか。
野手陣は、前カードで杉本裕太郎選手が2本塁打含む5安打4打点の活躍。しかし、一方でこの3試合はチーム全体でいずれも3得点以内と攻めきれず、終盤に投手陣が崩れてしまい勝利に結び付けられなかった。また守備でもここまでリーグワーストのチーム16失策で、それが失点につながるケースも少なくない。攻守で投手陣をもり立て、チーム一丸となって連敗を止めたいところだ。
対する埼玉西武は上間永遠投手が先発。NPB初登板となった4月8日の楽天戦では、5回まで1失点の好投を見せるも援護に恵まれず。6回に走者をためて降板し、6回途中4失点で敗戦投手となった。この試合でも、中盤にかけて打者をどう抑えていくかがポイントとなるか。一度抹消を挟んで迎えた2度目のチャンス、好投でローテーション入りを狙う。
援護したい打線は中村剛也選手に注目。山川穂高選手の離脱に伴って4月からは4番を務めるも、月間打率.156と思うようなバッティングができてない。ここから状態を上げ、チームの勝利に貢献したい。また、20日には開幕直後から戦列を離れていた栗山巧選手の合流・復帰も期待される。獅子を支えるベテランコンビ"骨と牙"の活躍で、2年ぶりの優勝へ弾みをつけられるか。
文・丹羽海凪
関連リンク
・4/18 ファイターズ対イーグルス結果
・4/18 バファローズ対マリーンズ結果
・4/18 ライオンズ対ホークス結果
・【ファーム】4/18 ライオンズ対スワローズ結果
記事提供: