終盤の集中力に現れる鴎の好調ぶり。好投している石川歩と加藤貴之が先発予定

パ・リーグ インサイト

2021.4.19(月) 22:01

千葉ロッテマリーンズ・石川歩投手(C)パーソル パ・リーグTV
千葉ロッテマリーンズ・石川歩投手(C)パーソル パ・リーグTV

 4月20日の17時45分から、ZOZOマリンスタジアムで千葉ロッテと北海道日本ハムの第4回戦が行われる。ここ2カード負けなしと好調の千葉ロッテが、3カードぶりに本拠地にて迎える一戦の見どころを紹介する。

【今季対戦成績】
千葉ロッテ→2勝0敗1分
北海道日本ハム→0勝2敗1分

【千葉ロッテ】石川歩投手 1試合1勝0敗 7回 5奪三振、防御率1.29
【北海道日本ハム】加藤貴之投手 3試合1勝0敗 21回 18奪三振、防御率1.71

 引き分けを挟んで4連勝中と好調の千葉ロッテは、石川歩投手が今季2戦目の登板を迎える。石川投手は前回登板の楽天戦で、7回7安打5奪三振無四球1失点の好投を見せ勝ち投手に。コンディション不良で出遅れていたことを感じさせない復帰登板となった。千葉ロッテはこの試合以降負けがない。開幕から低迷が続いていたチームの流れを変えたとも言える、エース・石川投手に注目だ。

 また好調の要因は、打線が見せる終盤の集中力にもあるだろう。負けがないここ6試合は、全試合で7回以降に得点をあげている。その中心となり打線をけん引するのは、4番・安田尚憲選手。16日のオリックス戦では、3点ビハインドの8回表に同点3ランを放ち試合を引き分けに持ち込んだ。文字通り打線の大黒柱として、この試合でもチームを勝利に導きたい。

 対する北海道日本ハムは、加藤貴之投手が先発する。今季はここまで3試合に登板し勝ち星を上げたのは3月27日の楽天戦のみだが、以降2登板でもともに8回1失点と、調子は決して悪くない。投げ合うのは好投手・石川投手であるため、今試合も最少失点に抑え、勝利をつかみ取りたい。

 援護したい打線は、得点パターンに課題も。開幕からなかなか本塁打が飛び出さずに苦しんだ北海道日本ハムだったが、逆にここ数試合は本塁打での得点に頼る形となっている。前カードの楽天戦では3試合で6得点を挙げたが、そのうち本塁打で5点、犠飛で1点と適時打での得点はなかった。3試合連続安打と調子を取り戻しつつある、近藤健介選手中心に打線のつながりを構築していけるか。

文・小野寺穂高

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