涌井秀章が7回10奪三振1失点で無傷の3連勝! 黒川史陽の決勝打で楽天が連敗ストップ

パ・リーグ インサイト

2021.4.16(金) 21:22

東北楽天ゴールデンイーグルス・涌井秀章投手(C)パーソル パ・リーグTV
東北楽天ゴールデンイーグルス・涌井秀章投手(C)パーソル パ・リーグTV

 4月16日、東京ドームで行われた北海道日本ハムと楽天の第4回戦は、4対1で楽天が勝利。涌井秀章投手が好投し、引き分けをはさんでの連敗を3で止めた。

 楽天の先発は、開幕戦で北海道日本ハムに対し7回無失点で勝ち投手となった涌井投手。1回裏、先頭の西川遥輝選手と高濱祐仁選手に連打を浴び、無死1、3塁のピンチを背負うと、近藤健介選手の犠飛で先制を許す。しかし2回裏以降は立ち直り、走者を背負いながらも本塁は踏ませず、7回121球10奪三振1四球1失点の好投でマウンドを降りた。

 援護したい打線は3回表、2死から小深田大翔選手が二塁打を放つと、続く島内宏明選手が「(東京ドームベンチにある飲料の)ミニッツメイドパワーで打った」と語る適時二塁打で同点に追い付く。7回表には、3番手・堀瑞輝投手から先頭・鈴木大地選手が二塁打で出塁すると、続く黒川史陽選手が今季初安打初打点となる適時二塁打を放ち、勝ち越しに成功。さらに8回表にも島内選手の犠飛で1点を追加し、点差を2点に広げた。

 楽天は8回裏を酒居知史投手が3者凡退に抑えると、9回表にも太田光選手の適時打で1点を追加。3点リードで迎えた9回裏は、松井裕樹投手がピンチを招きながらも無失点で締め、4対1で試合終了。

 勝利した楽天は、先発の涌井投手が7回121球5安打1四球10奪三振1失点の熱投で3勝目をマーク。打線では、一軍昇格即スタメンとなった黒川史陽選手が適時打を放ち、起用に応える活躍を見せた。敗れた北海道日本ハムは、来日後調整登板なしの先発・バーヘイゲン投手が3回1失点、2番手・河野竜生投手が3回を無安打に抑えたものの、後続が崩れ2連敗を喫した。

  123456789 計
楽 001000111 4
日 100000000 1

楽 ○涌井秀章-酒居知史-S松井裕樹
日 バーヘイゲン-河野竜生-●堀瑞輝-井口和朋-西村天裕

文・鈴木海斗

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