福岡ソフトバンクは、5月8日(土)、9日(日)の埼玉西武戦(PayPayドーム)にて「タカガール♡デー2021」を開催。同イベントでは、乳がんの撲滅や検診の早期受診を啓発する「ピンクリボン運動」の取り組みを実施する。福岡ソフトバンクによるこの活動は今年で13年目。2020年度はピンクリボンチャリティーオークションの収益金など、計8,455,716円を福岡市の認定NPO法人ハッピーマンマへ寄付した。
さらに、中村晃選手は1安打につき10,000円を同団体へ寄付することを発表。寄付金は乳がん検診を推進する活動や乳がん患者の支援に活用される。2018年から寄付を行い、今年で4年目となる中村晃選手は「乳がんは早期発見で助かる可能性が高くなるので、今後もこのような活動を続けていくことで、検診の大切さを発信していきたいと考えています」とコメントした。
乳がん経験者の方とオンライン交流
4月14日、中村晃選手が乳がん経験者の方とオンライン交流会を実施。交流会を通して、中村晃選手は「乳がん経験者や患者さんとお話する機会をいただき、少しでも元気になってくれたら嬉しいです。また、この取り組みを通じて、早期発見の大切さを知っていただき、多くの人が検診に行こうと思ってくれたら嬉しいです」と語った。
「タカガール♡デー2021」
球場内がピンク一色に染まるイベント「タカガール♡デー」。昨季はオンライン観戦イベントも実施された(昨年の様子はこちら)。今季は5月8日(土)、9日(日)の2日間開催される。イベント開催期間中、選手はピンクリボンユニフォームを着用し、球場内の各所もピンクリボンデザインに装飾。選手が着用したユニフォームは、後日「ピンクリボンチャリティーオークション」において出品される予定だ。
また入場者全員に、ピンクリボンに関する情報が掲載された冊子を配布。PayPayドームの5ゲート大階段下では検診車による乳がん検診も実施される。自身の健康と大切な人のため、この機会に受診してみてはいかがだろうか。
文・高橋優奈
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