4月11日の13時から、京セラドーム大阪でオリックスと北海道日本ハムの第3回戦が行われる。10日の試合では、同点で迎えた最終回に猛攻を見せた北海道日本ハムが勝利を収めて連勝を飾った。
【今季対戦成績】
オリックス→0勝2敗
北海道日本ハム→2勝0敗
【オリックス】宮城大弥投手 2試合2勝0敗 15回 13奪三振、防御率0.60
【北海道日本ハム】加藤貴之投手 2試合1勝0敗 13回 11奪三振、防御率2.08
オリックスの先発は、防御率リーグトップの宮城大弥投手。高卒2年目の今季は、ここまで15イニングで2失点(自責点1)、2戦2勝と好調だ。このまま好投を続け、チームの連敗を止めるとともに、勝ち頭となるべく勝利を積み重ねたい。打線の注目は吉田正尚選手。10日の試合では2本の適時打でチーム全打点を叩き出し、打率を再び3割に乗せた。さらにその裏では、安達了一選手が今季初の猛打賞を記録している。2人の打者を中心にどれだけ投手を援護できるかが鍵となりそうだ。
対する北海道日本ハムの先発は、加藤貴之投手。開幕第2戦で白星を挙げると、4月4日の前回登板では白星こそつかなかったものの、千葉ロッテ相手に8回1安打2四球6奪三振1失点の快投を見せた。この試合でも、強敵・宮城投手との白熱した左腕対決に期待が高まる。打線は、10日に決勝打を放った野村佑希選手の連日の活躍に期待できそうだ。開幕から6試合連続安打を記録したものの、ここ数試合は当たりが止まっていた。飛躍のシーズンへ、15打席ぶりの安打が決勝打になったことは、大きなきっかけになるだろう。
文・岡絃哉
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